ガレージを利用した(正確には車庫の上の空間を利用)カーポートデッキはとても人気があります。
お客様のお家は千差万別で、土地の形や、お隣との境界に関係する問題もあることがあります。
当然現地に出向いて、測量し、お客様の要望を聞いて、お見積もりを致します。
多くの場合、お客様が想定されているより高い予算になってしまいますが、ご注文をいただけるのは
やはり技術力、デザイン、高い耐久性、質の良い仕事、使い勝手、将来にわたってのアフターフローなどが評価されるのだと思います。
しかし、本年は大きな問題があったのです。
近年東京オリンピック需要などで、部品である特殊なボルトが手に入らなくなり、工事や見積をお待ち頂いていましたが、東京の工事も落ち着き、部品状況も普通に近づきました。このボルトはハイテンションボルトと言われるもので、鉄骨と鉄骨を単につなぐのではなく一体化するもので、地震対策や長期の耐久性にとっても必要なものです。通常のボルトでも工事は出来ますし、一般の方には見た目は変わりませんので、これを使う業者もいるようですが、当社基準では将来への安全を優先します。