過日のオランダ・ベールギーの社員旅行で感心したのは、ウッドデッキでも橋などに利用されているものは、かなり厳重に滑り止め加工をしてあるということでした。
しかも、ぱっと見た目はプラスチックのようです。
橋の横から小口を見ると、間違いなく木材で広葉樹でした。
これは2つの目的があります。ひとつは滑らないように、もうひとつは耐久性の向上です。
目的のためには木の美的な感性を無駄にしても、という思想を感じます。
日本なら「木の風合いを活かして」となるわけで、そのため滑りやすく、耐久性が悪くなり、そして最悪なのは
「やはり木はダメだ」と何年か経って言われるのです。
やはり木材の使い方は欧米の方が合理的ですね。