おはようございます。
今日はウッドデッキ用木材の中で一番人気のウリンを2回にわけて紹介しましょう。
ビリアン、タンブリアン、アイアンウツド、ボルネオ鉄木などと呼ばれています。
何回かここに記載しましたが、ウリンは現在日本で手に入る最も耐久性の高い木です。
京都大学での3度の腐朽菌試験結果からは、イペ、ジャラ、ヒノキ、バツなどとは比べものにならない性能です。そして驚くべきことは、腐らないとPRしている人工木材(樹脂木)よりも上でした。
現在、ウリン産地ではすでに高級材となり入手が困難になっています。理由は中国でも輸入しており、埋蔵量も少なくなっているからです。成長は遅く直径30cmに達するまでに120年もかかりますから。
いつまで、原木が供給されるかどうかわかりません。
耐久性と価格のバランスを考えれば、最もコストパフォーマンスの高い木材となります。
今回はこのウリンの立ち木と葉、実の写真なとを、次回は現地製材工場の様子と屋根材としての現地での使われ方などの写真をアップします。写真はマレーシア、シンカポール、インドネシアで1970年から2017年の間に撮りました。
若い葉が赤いのが特徴ですが、普段なかなか見ることができないものです。
よりくわしくは木の情報発信基地>世界の木材>ウリンで掲載しています。