昨年の関西の地震で、ブロック塀が問題になり、木の塀が脚光を浴びました。東京都などは補助金をつけ普及に力を入れているようです。当社でも40年前から、木材を利用した塀、フェンスを開発、キット商品を製造・発売・施工しています。
でも海外、特に先進諸国(白人の国)の木塀やフェンスのある街並やお家たちと比べると、日本では木は好まれません。
理由は費用と耐久性を日本人は重んじます。海外の人達、特に白人たちは費用や耐久性よりも、感性を重んじているようです。ということは日本人より白人の方が木が好きだということになり、木材業に身を置いているweb担当者としてはつらいことです。
当社ホームページの中に海外の木塀・フェンスの例(https://wood.co.jp/deck/_photo/fence/)を掲載しているのは、これらの写真をごらんになった施主様や工事業者が木の感性に影響をうけて、木製フエンスが広がつて欲しいという願いからです。
また地球環境から判断しても、木材は他のどんな素材が絶対にできない完全リサイクルができる唯一のものです。未来において、発生・定着・吸収を勘案した炭素税のようなものが、地球上に制定されたら、木材はもっとも安価な材料となります。
写真はカナダ・バンクーバーの住宅地 2018年