今日は足場板の話です。
ビル、橋、高速道路、高架鉄道などの建築・建設現場では作業の足場確保のために「足場板」を使います。ここでは木材の足場板についてのみお話しします。
どのような木材を利用するかと言えば、落葉松(カラ松)、スギ、合板の3つが代表的なものです。
ただカラ松は重たいのであまり使われなくなりました。昭和の時代は合板足場板の全盛期でしたが、
戦後植林したスギ材が伐採できるようになり、スギの足場板が価格的に優位になり、足場板と言えばスギ製というのが当たり前になりました。
何度も利用し、安全性が確保できなくなった足場板は焼却処分するのがあたりまえでした。
しかし、中古足場板をインテリアなどに利用することが5-6年前から増えています。
当社でもゼネコンさんに販売した足場板を、使用後回収して、当社工場で再加工します。
ビス、釘抜き、塗装剥がし、洗浄、サンダーかけ、乾燥と商品となるまでに手間と日数がかかります。
インテリア以外に写真のような家具を素人の方が作ります。
中古足場板は加工度や品質に応じて、6シリーズ、26種類あり、楽天、ヤフー、オンラインショップで販売しています。https://shop.wood.co.jp/shopbrand/html/page37.html/
ウッドデッキ以外にもこんな仕事もしています。