今日は「松の日」です。建築やエクステリアにも使われる木ですので、今日はマツにマツについてUPします。
世界には約100種ありますが日本では6種が自生しています。葉が二葉の黒松、赤松、琉球松、五葉の五葉松、這松(ハイマツ)、朝鮮五葉、ヤクタネゴヨウなとです。
当社の前社長が大阪で仕事を始めたのが杭丸太の仕事でした。
戦後の経済復興と高度成長のおかげでビルの基礎に、埋め立てなどの工事に松の杭丸が相当量使われりました。
松杭は当時のビルの基礎に利用されて、そのまま地中に残っているものも多いです。
私たちの会社の仕事の中で、時々ビル解体時に引き抜いた松杭を引き取る事があります。
五十年間、地中でビルを支えてきた松杭ですが、水をかけて、洗ってやると、みずみずしい松丸太に生まれ変れ、再販売ができます。
今の時代では数少ないエコロジーな産業資材ですが、今はコンクリートの杭にとって変わらました。
住宅用の構造材としては長年利用されてきました、またエクステリアでも利用されます。
ただ日本産のマツよりも海外産のマツの方が圧倒的に利用されています。
住宅用の梁桁はベイマツ(正確にトガサワラです)です。チリのマツも輸入され土木用の資材として当社も扱っています。ニュージランド産は植林されたもので、住宅用の内外装に利用、また防腐処理をほどこされたものは耐久性がありウッドデッキなどに使われています。当社でも30年保証で発売しだしました。
日本で最初にあった万博では、カナダのBC州館が原木を建てたユニークなパピリオンでしたし、ニュージランド館は五棟のマツ製の木造パピリオンでした。
当社のマツに関係するWebです。
世界の木材 https://wood.co.jp/8-jumoku/wood/m1192.htm
ウットデッキ https://wood.co.jp/deck/diy-kit-ewood.html
新木偏百樹 https://wood.co.jp/6-bunka/mk-new/