今日は流行についてお話します。
キットデッキを開発、発売してからもう26年になります。
日本中に「DIY未経験でも作れるウッドデッキ」を広めててきました。
その間絶えず改良を加え、特許も取得し、たえず作りやすく失敗しないものを目指してきました。
長い間にお客様全体の経験も加わり、また実用志向、デザイン感覚の変化もありました。
一番大きく変わったのは手すりです。それで手すりの流行について述べます。
1.発売当初はラチスが人気がありました。海外では昔から現在でもあるものですが、当時日本にないデザインでとても人気が出ました。その数年後海外から粗悪なものが輸入されましたが、当社のものは自社で生産していたため厚みもあり、強度もありましたので、評価は高く、当時日本最大手のエクステリアメーカーにOEM供給(ウッドデッキとして)していました。
しかし、日本人というのは飽きっぽいもので、周囲にラチスが多くなると、興味がうすれたようです。また主婦には掃除が大変ということもありました。
2.ラチスの後にはクロスタイプのものが、人気がでてきす。山小屋風というかリゾート感があります。
しかし、作る(組立)のは少し困難です。ビスを斜めに打たないといけませんから。またこのタイプは非常に精度を求められます。
3.クロスの次に当社で開発したのが横ストライプです。当然業界では最初に商品化しました。
横板を支柱に止めるだけですから、作り手も自由自在に配置できます。目隠しの役目も果たせます。
現在手すりを設置する方はほとんどこのタイプを希望されます。
これ以外に縦格子タイプや日本の格子タイプもあります、別注門ということで受注していますが、数量は多くありません。また手すりを付けない事が多くなってきています。予算のこともあるのでしょうが、流行りということなら、「手すりなし」が現在の主流になっています。