49年前の今日、大阪で日本で最初の万国博覧会が開かれました。
フェイスブック担当者は協会職員として会期前から、翌年まで会場で働いていました。
身分は当初の2ヶ月くらいはアルバイトで、その後協会職員となりました。さまざまな体験や勉強もしたのですが、今の当社ビジネスに関連することでは木材です。
その当時の日本は高度成長期で、一般的には住宅以外では木材はどんどん見なくなる存在でした。
いやむしろ、アルミ、鉄、プラスックなどの新素材が成長してきて、木は古いものという感覚でした。
その証拠は万博に対する出展者の考えに出ています。
日本政府館を始め、日本の企業パビリオンや万博の施設で木を活かしたものや、眼に見えるところに木を使ったものは、私の知り限り日本民芸館にわずかの木製品が展示されているだけでした。
しかし、海外のパビリオンは当時の先進国、開発途上国の如何にかかわらず、木材・木製品の展示は多かったのです。いずれホームページ「木の情報発信基地」にまとめようと思っていますが、記憶をたよりに調べてみますと、建物の外装、構造体に利用されているもの10館、展示品としてあるもの30館もあります。
いかに日本が木嫌いであったかわかりますね。(現在は木は復権してきています)