おもしろいゲームが開発中です。フェイスブック担当の私もぜひ購入したい。ドイツ・ニュルンベルクにあるインディースタジオDeSand Studioが開発中の『WoodZone』です。若さと野心にあふれたスタジオで8人のスタッフで、同スタジオの処女作とか。
サンドボックス ゲームと言われるもので、私もこの手のものは購入したことも遊んだこともありませんが、ちょっと説明します。
一般のゲームは自由な進行であっても、遊ぶ人には目標が課せられます。そして目標をクリアすることで、物語が展開したり、新たな次元や場所に行けるようになってゆきます。つまり物語の始まりと終わりがあります。
これに対してサンドボックスは私は人生と同じと思います。
つまり、クリアしなければならないような目標自体が基本的には存在せず、遊ぶ人はそのゲームの中ので、自ら「何をするか」「どこから始めるか」「何を目的とするか」を決め、自由に行動し好きなように遊んでいきます。多くは「これを達成したらゲームエンド」という概念もありません。
さて、このゲームのメインテーマは木材産業なのです。企業家の木こりがさまざまなことで、木材加工工場を作り海外に木材製品を輸出するというものです。マルチプレイにも対応しています。
一人のきこりからスタートします。木の樹種や生育場所もツンドラ、熱帯雨林などいろいろありそうで、それぞれに合わせた木々が生育しています。利用する乗り物も現実世界と同様にさまざまなり、例えばトラックなどの場合は燃料容量や道幅などによって行動範囲も変わってきます。
そして丸太を伐採すれば、次は加工になり、製材所を立てることになります。製材工場にもいろいろな選択やくふうが考えられます。ラインの自動化や性能、住居スペースなど想像力を掻き立てられます。
できた製品を輸出するにも考えることは多くあります。
たった一人のきこりから、多数の従業員を抱えた木材企業になるわけです。
いままでゲームにまったく興味のなかった私ですが、このサンドボックス『WoodZone』は必ず買いたいものです。