今日は担当者のりプログからの投稿です。
テーマは
「気付かれなくてもきっちりやります」です。
それではここからが本文です。
例外もありますが、
ウッドデッキの床板は基本的には現場でカットしています。
床板の長さをプレカットしても、木口をきっちり揃えてビス止めするというのはなかなか面倒なのです。
この場合の『きっちり』というのは、大工目線でのことです。
DIY基準であれば許容範囲誤差で仕上げることはそんなに難しくはありませんし、
しっかり手間をかければプロ基準の仕上がりにもできます。
ただ、同じ長さに切りそろえた床板を壁に当てて並べていき、そのままビス止めしていってしまうと、鼻先はなかなか揃いません。
フロアレベルの壁面に凹凸があったり、不均一なデザインのサイディングだったり、塗り壁のような一見表面がなめらかな壁でも、よく見ると凹凸があることが多いからです。
3枚目の写真は担当者が床板をプレカッして現場施工したものです。
両端の床板を固定し、
鼻先に水糸を張り、
間の床板を揃えていきました。
水糸にぴったり揃えているつもりでも、だんだん糸を押して膨らんでいきますので、ちょっとしたコツが必要で、なかなか時間がかかります。
大工さんのように丸鋸を的確に使えるなら、現場で切りそろえたほうが早くて確実です。
正直、鼻先が揃っていなくてもそんなに気になることはないと思います。
見積明細に『鼻先きっちり揃え費用』の項目はありませんし、図面に『鼻先は±5mmの誤差があります』などと表記することもありません。
そんな気付かれることのないところまで、
手を抜かずプライドをもって仕上げる、
それが中川木材産業です!
ご清聴ありがあとうございました。