写真のような人工木材でベンチの座板が作られています。
ちょうど座るところには綺麗なアールがついて、
座る人にやさしいユニバーサルデザインと思われる方もいらっしゃると思いますが、実は変形した結果です。
人工木材は木材のように繊維がありませんので、このような同じところに荷重がかかると変形してきます。
さらにそれが夏場はこの傾向が顕著です。
住宅のデッキの場合も同様に、年数が経過すると根太と根太の間の床板が垂れる現象になります。
特にデッキの上でバーベキューをされると熱で変形するわ、焼き肉の「たれ」は染み込んで汚れるわで、何ともひどい具合になります。
人工木材は半分は樹脂ですので、夏の炎天下であったり、熱のかかるところは得意ではありません。