木の日のPRにお付き合い頂きありがとうございました。通常の情報発信に戻ります。
今日は前回から続いているキットデッキ開発の歴史 その3です。
1994年よりキットデッキは全国のホームセンターさんとエクステリアメーカーのD社へのOEM供給で順調に販売しておりましたが、2000年頃、中国から安価な組み立て式のデッキがホームセンターに流れました。それはウッドデッキというものではなく、大型スノコやユニット式のスノコのようなものでした。
なぜならウッドデッキは当社が開発したもので、ウィキペデァにも当社が定義したものを当社が投稿していたのです。
板の厚みが薄く、板の長さも1メートルもありません。ウッドデッキは長い板状のものの集まりです。
しかし、その中国製のものは設置が簡単そうに見えましたし、そのようにPRしていました。なによりも価格が当社の三分の一くらいです。
そして1年もしないうちに全国のホームセンターさんからの注文はすべて無くなりました。
そこでインターネットでの販売を考えました。すでに開設していた、ホームページで掲載したり、ヤフーショップやDIY専門サイトで販売をしたりしました。楽天ショップはのちになってから参入しました。
最初のキットデッキはAタイプの呼んでしました。手摺り部分を特許構造にした金具が見えなくて、強度があるものに改良したのがキットデッキBタイプです。
このBタイプで現在のウッドデッキの原型ができあがりました。
その後作り方にも工夫をしました。ひとつは作り方のビデオをつけることにしました。
これがキットデッキDXです。ビデオの評判はとてもよかったです。
次にはビデオの再生装置がなくなってきたため、それまでのノウハウからわかりやすいノニュアルに変更し、作る時間を早くなる工法に変えたものを開発発売しました。
これはキットデッキコンセというものです。過去現在でもっとも多く売れたシリーズです。
また、女性が組立できるようにと、小さめのデッキも開発しました。
ここまでは木材はカナダ産のウェスタンレッドシダーを使っていました。