今日はキットデッキ開発の歴史その2です。
十数年かけて商品となったキットデッキですが、当社は元々木材の流通会社なのですがメーカーに業態変化できたのはお得意様の大きな援助や指導がありました。2つあげます。
1.OEM供給していた大手建材メーカーのD社、メーカーとしての心がけや商品精度、製造、クレーム対応、梱包、マニュアル、塗装などを月に一度、担当課長が来社、午後の半日に指導してくれました。費用はすべて無料です。iso9000を取得できたのもD社のおかげです。こちらからの提案も真剣に検討してくれ、数多く採用していただきました。
現在の運送会社や楽天などのように、一方的に押しつけるということは一度もありませんでした。
D社は合併吸収でP社になったときに残念ながらウッドデッキは廃番になってしまいました。(現在は他の商材を部品供給しています。)
2.次にお世話になったのはホームセンターさん、特にM不動産系のHCは、担当部長がDIYショーで商品を少し見ただけで、即採用で、関東の複数の店舗に流れました。(住宅用木材の供給でM不動産の指定を受けていましたが、関西の建売住宅から撤退されました。)
また親戚筋のジョイフルAさんは関西地域、九州のS社さんは九州地区を、そして大手建築会社のDハウスさんのHCは全国に、それぞれ商品が流れるようになりました。
写真はお客様の実際の組み立て例と当時のHCのチラシ、キットデッキのパンフレットです。