すばらしいお庭でも、道路の人の目が気になる場合がありますね。
昔でしたら目隠しと防犯のために生け垣やブロック塀を利用していましたが、
このうち防犯の上で囲いを作って見えなくするというのは良くないことがわかり
最近ではオープン外構が流行り出しました。
しかし、海外のように広い敷地て隣とも離れている場合などは、オープンにしていても良いでしょうが
日本のように住宅と道路が近い場合は、プライバシーの確保か難しくなります。
今日ご紹介するお宅は、さすがお庭のコーディネーターが考えられただけに
すばらしいお庭です。
このような美しい庭には天然木材の目隠しフェンスがいきてきます。
しかし先の地震のように倒壊のことも考えておかねばなりません。
当社ではフェンス横板はカナダ産のウエスタンレットシダーを用いています。これは外構で利用できる木材の中で最も軽い木です。しかし耐久性があります。
フェンスの場合ウッドデッキの床板よりもはるかに耐久性が伸びます。板についた水分が流れ落ちるためです。そして支柱は最も耐久性のあるマレーシア産のウリン材を利用しています。
何らかのことでこの塀が倒れ、人が下敷きになったとしても、普通の木材よりも軽いので、大きな事故になることはないでしょう。
写真は目隠しフェンスを取り付ける前と設置後ものとどちらも掲載しました。