昭和30年代の中川木材/アマゾンジャラ/中川木材産業

土木用木材の販売(加工)

当社は現在はエクステリアのメーカーですか、もうひとつの顔があります。
現社長の祖父が大阪に店を出してからの仕事である土木用木材の販売(加工)です。
そのため現在も大手ゼネコンから材木屋さんまで、木矢板(もくやいた)や杭丸太(くいまるた)を販売、加工をしています。
昭和30年代は杭丸太の販売で大変忙しかったようです。
ビルなどの基礎に杭を使うるわけですが、現在はコンクリート製を用いますが、当時は木杭です。
材種はマツ系です。国内では信州のアカマツ、カラマツ、輸入では米国からダクラスファー(ベイマツのシニンググレーード)を輸入していました。
前にも書きましたが、最長で24メートルの杭丸太を輸入し、大阪市に納入したこともあります。
でも一般的にこの木杭はなかなか腐らないのです。
写真は当時の事務所、貯木場と土場です。昭和60年代に何度かビル解体なので杭丸太を抜き、当社で引き取ったことがあります。一見腐っているような丸太でしすが、水を掛けてブラシでこすると、瞬く間に新品の杭丸太になります。そう、杭丸太は地中や海中では腐らないのです。酸素の供給がないからです。
ボンネットトラックや丸太の積み方を見れば時代がわかりますね。
掲載日
2018/7/17
写真
4枚
URL
https://www.facebook.com/wood1911/posts/2070578293017341

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