ウッドデッキの理想的な工法のまさに「かなめ」:大引き・束接合金物の話です。
ウッドデッキの理想的な工法は大引きを束が支える工法で、
これが単純で強度的には強い工法なのですが、
この大引きと束を接合するのに最も簡単で強度がある優れ物がこの接合金物です。
同じ機能のものでより利用されているものはホームセンターなどで
販売されている米国製・シンプソンの金物です。
当社で実験や試作時に利用したりしましたが、性能的に問題が多かったのです。
鉄の厚みが薄いことと、表面処理のメッキに耐久性がありません。
ひよっとすれば屋外用で使用するものとしては考えられていなかったのかも知れません。
そごて、自社で開発することになったなり、結果的にオリジナルの部材となったわけです。
部品として販売していますので、日本全国のプロの方から一般の方まで購入されるようになりましたが、
問題は、
この接合金物だけが売れ、大引きと束は地元の業者さんやホームセンターから購入されているようです。
確かに運賃送料を考えるとそうなるのか。
しかし会社としては問題なのですが、社会貢献をしているようです。