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ブロック塀と木の塀
昨日、社長の個人フェイスブックにUPしたのですが、会社公式ページにも掲載させて頂きます。
今朝の関西地区で朝の人気番組である読売テレビ「すまたん」で辛坊治郎さんがブロック塀のことについて怒りをぶちまけていました。辛坊さんにしては少し感情的になっているなと思ったくらいです。昔は生け垣と木の塀しかなかったのに。と最後に話していました。
最初にブロック塀の危険性をマスコミが騒ぎ出したのが、1978年の宮城県沖地震でブロック塀が倒れ、その下敷きになって負傷した人が多いというニュースからです。この時の死者28名ですが、ブロック塀などの下敷きで18名の方が亡くなっています。この話題は日本中を駆け巡りました。
こんな経験をしているのに、どうして高槻市や学校どは放置していたのでしょう。
さまざまな理由があったのでしょうけれど子供が亡くなったことは大変痛ましいことです。
報道などを見ると鉄筋の長さが短く、適切でない施工のブロック塀ですから、倒れるのは確実でした。しかも大きいので重さがあります。
これから、改修される塀もたくさん出てくると思います。
素材としてブロック塀に変わるものは生け垣やアルミフェンス、ネットフェンス、木製フェンスなどがありますが、見た目の自然観や気持ちのいい景観をつくりは、生け垣や木製フェンスがいいですね。
木のフェンスは一般の方が思っている以上に軽いものです。また耐久性もあります。
というのは塀の板に利用するのが、国産スギやカナダ産のウエスタンレットシダーが多く、これらは比重が軽く、木材の中でも軽い部類になります。また雨なとの水分がデッキ板などのように水が滞留しないため、腐りにくいのです。
また木製フェンスは倒れにくいし、仮に倒れても重さの負担は少ないものです。
写真の中には大手テーマパークの目隠し塀もありますが、このテーマパークの安全理念,基準は大変厳しいものでしたが、何カ所もさまざまな木製塀を作りました。