ウッドデッキ条件下で実現しうる最善策/中川木材産業

ウッドデッキ条件下で実現しうる最善策

おはようございます。週初めから大変なことになりました。大阪府北部の地震です。
先の神戸大震災でも当社は川西市のクラフトショップが相当痛んだため
閉鎖した思い出があります。当時の店長は現在堺市のこちらの事務所に勤務していますが
地震のトラウマがあって、今日は仕事が手につかないようです。

今日は予算面と格闘した例をご紹介します。
お客さまの要望と予算は多くの場合一致しません。
担当者は要望を聞き、仕様を決めていきますが、すんなりといくことはありません。
いつも頭を悩ませています。
結果的には条件下で実現しうる最善策を考え、お客様に提案をします。

変形のウッドデッキと日除けが目的でした。

ハードウッドは寸法変化が大きく、
パーゴラのように必然的に固定ピッチが広くなるものは、
反り、曲がりを抑えるための構造や加工にコストがかかります。

ポールについては地面を掘削した基礎工事を行っておりません。
地中の配管が他の部分にもあり断念しました。
床下構造との接合と、手摺での補強で対応しております。

強風時にはシェードを外すということで問題ありません。

床板のみ『イタウバ』を採用しています。
割れやささくれが少ないとも言われていて、お客様からの要望でした。
しかしこれは経年変化を見てみないとわかりません。
色目や比重が小さいことからか、セランガンバツのような雰囲気です。

表面は情報通り平滑でした。
軽く、加工がしやすいので、施工業者にとっては扱いやすい木材です。
おそらく、ここがイタウバ材の急速に普及している要因でしょう。

掲載日
2018/6/18
写真
5枚
URL
https://www.facebook.com/wood1911/posts/2014639728611198

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