フェイスブック担当者は明日から5月6日まで海外出張いたしますので、ディリーの情報UPはお休みさせて頂きます。ご了解をお願い申し上げます。
今日はデザインとして木製のフェンスを利用したものをお見せします。
会社から10分ほどにある大規模マンジョン(住宅街)です。
各住宅のベランダに木製のフェンスを取り付けました。
20年前の工事です。写真は現在のものです。途中一度だけメンテナンスとして塗装をしています。
20年経てもびくともしていません。むしろ金具の方が痛んでいました。
現在までクレーーム等は発生していません。
木というのは意外に長持ちがするとは工事関係者の話です。
開発に際して注意したのは曲がり、ソリなどの欠点が出ないことでした。
それで材質には何種類かの屋外用木材で試験しました。ジャラ、ウリン、ウエスタンレッドシダーなど、採用したのはブラジルのジャトバ材です。ちょうど京セラ稲盛さんの会である盛和塾のブラジルメンバーの人が現地の木材製材工場の代表者で、材料の選定から輸送まで安心して輸入することが出来ました。
耐久性、重さ、変形などの総合性能からこの木材になったということです。
9棟あり、それぞれ形も異なりますので、企画から取り付け工事までは相当のエネルギーがいりました。
現在でもとても感じのいい住宅街です。