当社販売する組立ウッドデッキのうちハードウッドは2種類あります。
連日ご紹介しているのはウリン材ですが、今日はアマゾンジャラの話です。
マルニカラとも呼ばれています。
ウリンより耐久性は少し劣りますが、レッドシダーの3倍くらいは耐久性があるものです。
大阪府のYさんからの頂いたメールをそのまま掲載しますが、これを読んでいただければ
アマゾンジャラ材の性質などがよくわかると思います。
---以下体験談です---
自宅の外構フェンスはウリン材で専門業者に施工してもらいましたので、ウッドデッキも無垢の自然素材で耐久性のあるウリンが絶対よいと思っていました。
中川木材さんのHPの施工例を拝見すると誰でもDIYできそうだと思い、自宅から近いということもありショールームを尋ねました。
予めHPを確認して行ったところ、展示の実物とHPで見たものはあまり変わらない品質だと感じ、一層安心しました。
また、ショールーム横には、工場や倉庫が併設され多量の木材が在庫されて、ここで作業されているのだと実感が湧き、安心して注文できるなと感じました。値段でさんざん悩んでいたところ、中川木材さんのアドバイスでウリンによく似た品質のアマゾンジャラを提案してもらい、ショールームで確認し即決しました。
アマゾンジャラはアマゾンウリンとも呼ばれるメンテナンスほぼフリーなハードウッドですが、実際に手にしたところ表面の木目の色も綺麗で質感が良く、断面が詰まっていて重たく、耐久性があるように感じます。
当初は自分で設計図を引き木材を切断してDIYすることも考えていましたが、アマゾンジャラはさすがに木材が固く、私の想像をはるかに超え、自分で切断等の加工は非常に難しいと感じました。木材を精度よく直角に切断することは難しいと判断し、寸法切りされた組立キットを選択して結果的に正解でした。
部材が非常に正確な長さでカットされていて、製品の精度にも感心しました。また、デッキは手摺もやめてシンプルな形にしました。事前に取付位置の窓側の写真を見せたところ、リビングサッシのシャッター部分が、デッキに干渉する可能性があるとの確認の問い合わせがあり、気が付かなかったため大変助かりました。
夜の撮影で、暗い写真でしたが、拡大した写真を送り、当たりがないことを見てもらった時は、実際に確認に見に来てもらった気分でした。ありがとうございました。
組立時の説明書も簡潔で十分でした。ただし、今回は、縦板式から横板に変更し、説明書が縦板仕様だったため、縦と横を読みかえるのに苦労しました。
一番苦労したところは、孔位置を真直ぐに揃えたいために、予め鉛筆で孔位置をけがいたところです。鼻隠しをデッキ板材よりも1㎜上げる事にこだわり、その分のケガキをやり直ししました。
ケガキ線は水糸などを使用すれば、きっと早くできると思います。
孔位置が決定すれば、ビス打ちのための下穴をドリルで開け、座堀り穴を専用工具で開けていき、デッキ板をビス止めします。必要な工具や副資材は揃っていて、初心者としては助かりました。
付属工具や副資材は、ドリル、座堀りキリ、スクエアビス締めピット、デッキ板間隔修正材、初めての孔開けとビス止め用の「お試しキット」などです。
下孔には、マキタのインパクト・ドライバーを使用したため、パワーがあり役に立ちました。
付属の工具で十分ですが、座堀りが一部不十分だったため、その後のビス回し時にピットが折れてしまい、専門店に購入に行くハプニングがありました。
それを除けば、作業はスムーズに行きました。
別の方が、大人のプラモデルと感想に書かれていたとおりでした。
また、基礎は束石の水準を出すために、前の週にホースに水を入れ、それをレベル代わりに使用して少々苦労しながら設置を行いました。
購入時に付着していた表面の白い模様は雨に流された後消えてなくなっていました。
性能以上にメンテナンスして長く使用したいため、あえて無垢材用の塗料でオリーブ色に塗装しました。
購入時に「塗装は1年後にまだらになる可能性がある」と聞いていましたので、様子を見たいと思います。完成後は、とても満足です。
アマゾンジャラはハードデッキの部類なので、別のホームページでもみましたが、環境やメンテナンス次第では20年位は持ちそうで、劣化の不安が小さいのが嬉しいです。
大切に使っていきたいと思います。デッキの構造もわかり、コツをつかみましたので、色々なものに応用できそうな気分です。
それほど、このキットはよくできていると感心しました。
踏み台はまだですので、これを機会に後日自作してみようと思います。
今回色々とお世話になりました。ありがとうございました。
---以上---
ウッドデッキ発信基地はコチラです。
https://wood.co.jp/deck/