昨日の続きです。今日はウッドデッキ上の工夫の話です。
およそ46㎡、一般住宅ではなかなかできない広さです。
手摺は通行人の視線を遮るために下の方は幅広材を、
上の方は眺めを損なわないよう細い材を使用しています。
目地の幅も変えています。
フロアの張り出し等も考慮して検討しましたが、
それでも現場で仕様変更したほどの、こだわりの逸品です。
横板は内側からビス止めしています。
体当りしてもビスが抜けて板が外れることがないという安全性と、
施工性アップ=コストダウンという2つの理由によります。
敷地の関係からコーナーは90度を切っています。
角は90度ではない場合は、
横板はクリアランスをあけて貼ります。
スペースが表現するデザインとでも申しましょうか。
笠木のトメもバッチリ!
笠木同士をの横からビスで固定しています。
90度でない場合は角に柱がなく、
柱でこていすることが出来ないため、
このようなトリッキーな方法をとります。
下穴の開け方やビスの締め込み方によっては見栄えが悪くなってしまいます。
ステンレスパイプの手すりがありますが、
ここは将来的にウッドデッキを増設した時のために開口をとってあり、
仮のパネルを取り付けてあります。