今日ははウッドデッキの経年変化の話です。
当社で12年前に施工した現場です。ここのお家はそれ以前にも当社が施工したウッドデッキが
設置されていたのですが,何せ25年経過していたのでリピート・リフォームとなりました。
12年前の当時お施主さまは合成木材にするかウリンにするか随分悩まれましたが
(当時合成木材のデッキの経年変化による欠点を完全に把握されていませんでした)、
結果は、写真のようにウリン材で作りました。それが12年経過するとこのようにグレーに変色しています。
以下お施主様の言葉です。
実際に使っていると、写真では分かりにくいですが、ウリンは色あせても重厚感がありますので、色あせが全く気になりません。
設置してから12年間、何のメンテナンスもしていないのですが、この状態で全く腐朽しているところはありません。
とのことです。
ウリンは30年の耐久性がありますから、このままの状態があと20年は続くでしょう。
合成木材にしていたら、恐らく劣化と汚れ、カビでかなりみすぼらしくなっていたと思います。
12年前に合成木材にしなくて良かったとしみじみ思います。