堺市N邸ウリンデッキが12歳になりました。今日は経年変化の様子をご紹介します。
施工時の写真と現在の写真を掲載します。
ウリンデッキを施工する前には当社施工のCCA防腐注入処理材のウッドデッキがあったのですが、
床下に竹が繁殖してしまい、撤去して土間コン施工し、ウリンデッキを施工しました。
20年以上もビクともしないウッドデツキでしたが、その理由はCCA処理だったからです。
しかし現在はこの防腐処理木材は日本では手に入りません。
改修時、一時的にウッドデッキがなくなったわけですが、お施主様は
「ウッドデッキがないと、屁みたいな家になった」
とのこと。
ウリンデッキは2歳も12歳もあまり見た目はかわりません。
落ち着いた癒し空間になっています。
大きなステップですね。
これだけ幅があると、ストレスを感じることなくお庭へアクセスできます。
キットデッキ手摺柱のハイテンションジョイント工法を利用し、ウッドデッキ本体としっかり固定された造り付けベンチです。
機能を追求したシンプルデザイン。
造り付け、固定式でなければ、こんなデッキの端っこに置かれたベンチに安心して座れません。
結果として、移動式のベンチやチェアーを置くよりも、ウッドデッキの有効スペースが大きくなります。
まばゆいばかりのシルバーグレー。
おそらく施工当初のブラウンの状態より、
夏場の温度上昇は抑えられていると思います。
手前の不自然な床板の継ぎ目は、昨年の建築リフォーム時に、
足場を組むためにカットされたそうです。
床下構造も問題ありません。
天然木材のいいところは10年経ってもそれなりに古く優しい風合いがでますが、人工(樹脂)木材の場合は汚くなります。
当社では大型工事、公共工事では人工木材を大量に使っていますのでよくわかります。