住宅関係の仕事では一筋縄ではいかない物件が次々に到来します。 新たなアプローチのカーポートデッキ、最近大人気のジャグジーデッキ。 どれも難題で、担当者は毎回頭を悩ましています。社内で相談したり、職人の意見を聞いたり。 でも、毎回ミニブレイクスルーをして、当社に知識や技術が蓄えられてきました。 生みの苦しみは大きいですが、出来上がった時の担当者の達成感とお客さまが喜ぶ顔が想像できるのでみんな頑張りがいがあります。 今日の例はバルコニーの手摺です。住宅メーカーさまからのご依頼でした。 ただ、住宅がほぼ出来上がった時点でのお話でしたので、 住宅との接合方法をどうするかという大問題がありました。 写真でもわかりませんが特別な方法で柱を建てています。材種はレッドシダー、節なし材です。 変則クロスフェンスと縦格子の組み合わせ。洋書で時々見かけるパターンです。 施主さまのご要望でした。加工の手間はかかりますが、住宅の雰囲気とよく合っています。 海の近くのお家ですので、海風がありますので、鉄系の手すりは無理で、長持ちのする木製手すりということもあります。