昨日の続きで、今日は内側の構造です。
フェンス柱が見えるとイメージが崩れるという施主様の意向なので、担当者が悩んだ例です。
格子をそのまま埋めてしまえば耐久性に問題があるし、
格子と同サイズの金属柱を入れるという案も却下され・・・。
しかも高さ2300mmもあるし・・・。
担当者は悩んで悩んで悩んで、
ようやく考え付いたのがこの構造です。
格子とほぼ同じ厚みのウリンを2本組み合わせ、
縦格子の真裏に配置しました。
ウッドデッキとつながらない部分はさらに強度が要求されますので、
控え柱も写真のようにしました。
材料はレッドシダーとウリンを適材適所に利用しました。
担当者は苦労した分だけ完成した喜びはひとしおで、
思い出深い現場となったようです。