おはようございます。今日は社内のランダムフェンスの写真です。
大阪の某テーマパークが作られた時、その屋外木製施設の大多数を弊社が設計施工しました。
その時に使って、余った材料で事務所の受付の横に通路の目隠しフェンスとして使っています。
これをショールームに来られたお客様が見て「こんなラフな雰囲気のフェンスが欲しい。」とよく言われます。
しかしこの素材、意外と高い費用がかかっています。
理由は、このテーマパークの西部劇エリアを作った時に、アメリカ人のデザイナーからこう言われたからです。「ここは150年前のアメリカ人が西部で作った雰囲気で作ってくれ。」
そこで、ここはいい加減な材料で作ったように見せるために、
わざと曲げて製材して精度の粗い雰囲気にして、
その上で加圧防腐処理をして耐久性を高めています。
最近はエイジング処理したとかラフな雰囲気が好まれる傾向がありますので、
このようなフェンスが欲しいと言うお客様がいらっしゃるのですが、綺麗できっちりしたフェンスよりも、倍以上に高くなってしまうのが難点です。