おはようございます。昨日に続き濡れ縁についての話題です。
濡縁は床下構造がよく見えるので、機能美を考えながら設計します。
束の頭部を欠込み、根太を乗せて固定しています。
加工手間はかかりますが、横揺れに強く、見栄えします。
欠込みを建築側にすることで、
同じ根太位置でも束を手前に配置でき、
前後方向の揺れが少なくなります。
束を床板の真下に配置することで、
欠込み部に雨水が溜まりにくいようにしています。
小さなものでももでる技術を凝縮しています。