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平等と公平


平等と公平は同じ意味ではありません。社会ではまったく違う意味の言葉になります。
平等というのは自由主義社会ではあまりなく、共産主義の社会での考え方です。
入社1年目の社員のボーナスを同じ金額を支払うのは平等にしたことになります。
各人のボーナスに差がでるのは公平に扱ったことになります。
人間はひとりひとり能力、努力、成績がことなります。1年間まったく同じ努力、成績が一緒ということはありません。当然に差があります。努力や成績に応じてボーナスを支払うのが公平というものです。 別な言い方をすれば1年間休まずに勤務し成績を2倍あげた人と、すぐに会社を休み、成績が他の人の半分しかあげれなかった人に同じボーナスを会社が与えたら、たちまち「公平でない」と成績をあげた人は言うでしょう。
最近は役所も同様の考えになってきました。
平等に取り扱うというのは、本人が努力できないものに対して行うものです。(一般原則として)
国籍、宗教(一部問題がありますが)、男女、身長、目の色、肌の色等

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