元手が、いらない。
しかも利益は膨大。
相手に与えても減らず、しかし与えられた者は豊かになる。
ほんの少し見せれば、その記憶は永久に続くことがある。
どんな金持ちもこれなしでは豊になれない。
どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭に幸福をもたらし、商売の成功をより近付ける。
友情の合言葉でもある。
疲れたものにとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむものにとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる。
盗むことも、 強要することも、買うことも、借りることも出来ない。
無償で与えて始めて値打ちが出る。
この?が私のすきなことばのうちの一つです
これは50年前、アメリカのあるデパートのクリスマスセールの広告文中にでていました。
クリスマスの笑顔 オッペンハイムコリンズ会社の広告文(The Value Of A Smile At Christmas)デール.カーネギーのベストセラー本『人を動かす』の中にも取り上げられ、多くの人が、このことを体験的に理解し実践しました。
?とは笑顔の事です。
なぜ笑顔はこのような不思議な力を持つのでしょうか ?この答えは次の事と無関係ではないと思います。
なぜ、みんな金持ちになりたい、大成したい、有名になりたいと思うのか?こちらが、挨拶しても、相手がしないと、マナーが悪いと言ってを非難するのか?なぜ、みんな恥をかきたくないのか?会話は聞き手にまわると、なぜスムーズにいくのか?自分の名前を覚えてもらっているとなぜ、うれしいのか?なぜ、みんなの前でいいかっこうをしたいのか?買い物などで、店員の態度が悪いといって、なぜ、怒るのか?いろんなところで 根まわしをしないと、なぜうまくいかないのか?同情されたり、褒められたり、ごまをすられると なぜ うれしく思うのか?自分の意見が通らないときは なぜ、腹がたつのか ?
笑顔を受けると嬉しいのは、笑顔そのものではなくて、笑顔を送ってくれたその相手が自分を認めてくれたと思う事が嬉しいのです。
そしてこの認められる事によって人はかってないほどの大きな自信と勇気を持つことさえあるのです。
人は意識しているか、いないかは別にして常に自分の事を周りの人から認めて欲しいと渇望していると思います。
逆に言えば相手を認めること、承認する(愛する、思いやり、も根本は同じ事と思います。
)ことは人間社会でのうまくいく原理原則ではないかと思うのです。
新たな価値観を持った人の増加と新しい時代の幕開けにともない、社会、会社も質的な変換を求められていることは、間違いありません。
今、ここで考えねばならないことは、会社も人と人との集まりであり、又事業を行なうのも人である以上、人の問題がやはり、基本と思います。
このことは、会社の発展のために、影響力と効果的な事業をより一層推し進めて行く原動力の基になると思います。
私の考える将来の自分の会社像としてはさきに述べた、相手を承認することが、愛する事が、思いやりを持つことが、社員全員に浸透し、お互いを認め合い、心と心が触れ合うことの出来る組織となり、組織は小さくても、事業のスケールは小さくても、社員の各人によつて出せるエネルギーは異なっていても、各人の心中では全員全力で参加しているような団体にならなくてはいけないと思っています。
そのためのにこの言葉、単語をいつも思いだしています。