今回最も苦労したのは、デッキのレベル出しでした。今回設置した場所が、一部コンクリートを含む土の地面であったため、幅方向での水平だし及び奥行き方向での微妙な排水用傾斜を出すのに苦労しました。キットの組み立て自体はさほど難しくはありませんでした。ただし、ウリン材が予想以上に重く、女性1人での作業や、子供に手伝ってもらう際は特に気を付ける必要があると思いました。キットで1つだけ残念なことがありました。それは床板パネルが2列セットになっていることです。2列セットになっているおかげで、パネル1列1列の間隔を均等に合わせることが出来ない、つまりパネルの間隔が1列おきに広い、狭い、広い、狭い・・・となってしまう事です。2列セットの床板間隔に合わせてデッキ幅ぴったりになれば良いですが、実際にはそうなっていません。また、組立マニュアルにはスペーサを床板1列毎に挟む様な絵になっていますが、2列セットの間のスペーサは調整出来ないため意味がなく、悩むところとなりました。結局、床板の固定は1枚毎にする必要があるため、2列セットにする意味は無いのではないでしょうか。全体としては非常に満足しています。
施工から1か月半ほど経ち、床板表面が若干色あせ始め、少しづつ木目が際立ってきて良い感じです。
キットの組み立て自体は・・・ キットデッキハード(ウリン)H232
材質:ウリン
● 設置場所/熊本県 Tさん宅
● 組立時間/16時間 (女性・1人)