ウッドデッキキットが配送され、まず梱包が丁寧にされており、特に、床板パネルは一個一個個装されており、丁寧な扱いがされているなという印象を受けました。しかしながら、DIYの超初心者(家具に電気配線を通すために初めて電動ドリルを購入し、1回だけ使用経験あり。今回インパクトドライバも新規購入、使ったことなし。)であり、どうなることやら、不安を抱き作業を進めました。1日目は、まず束柱と大引きを組立て、予め、ざっくりと設置しておいた束石に設置、一部犬走りに設置する箇所があったが、そこは左官屋さんが手作業で仕上げ塗りをしており、高さが若干違っていたものの、ホームセンターで買ってきた板ゴムで調整。その他の部分もやや不正確なところもあったものの、中川木材さんから、”多少の差がありましても上にデッキが乗ると、いずれなじんで、束石は下がりますので、あまりシビアーにお考え頂かなくとも問題ありません”とメールを頂いていたので、精度が悪いところもあったもののこれにてGO。 防草シートを敷き、砂利を投入、床下作りをし、親戚が来たので、両端に床板パネルを設置(乗せただけ)し、今日はこれでひとまず終了。超初心者らしく、束石がちゃんと設置されているにも拘わらず、メジャーで測ったら、10cm建物側より離れているということで砕石再投入、束石移動したが、再度測り、勘違いをしていたことに気づき又元の位置に戻すというチョンボもありました。(ゆっくりやって、4~5時間程度の作業)翌日、両端に置いた床板パネルの直角出しを行いました。対角線を図って直角出しをする前には、ちゃんと取り付けていると思っていたが、数センチの誤差が発生しておりどうなる事かと思いましたが、指示通り一部ビス留めをし、押したり引いたりし、思ったよりも簡単に作業が終わりました。(ひし形になっている状態でビス止めをし、正方形に補正をする作業) 事前に計算をし、対角線長を出していたので、片側だけを測定して大体判りましたが、念のため両方を測り確認。 あとは、残りの床板パネルを乗せ、スペーサを挟み、ビス打ち位置をメジャーで測り、穴あけ、皿取り、ビス打ちと、66か所あるので時間はかかるが特に大きな問題もなく順調に作業が行えました。 ここでのポイントとしては、外側の位置のスペーサが最後の1枚が入らなく、同梱のくさびで隙間を無理やり作り何とか入れたこと。スペーサを抜くときはマニュアル指示通りくさびを打ち込みスペーサを抜きました。若干の誤差の影響で間隔が狭くなっていたと思いますが、キットの中にちゃんと対応パーツが同梱されており、色々考えられているキットだと感服した次第です。手摺は、ウッドデッキ完成を待ってオーダー。特に難しいことはなかったものの、一人で組立をおこなうために、仮止めをするのにクランプを使い作業。天候が悪く、また、その間に所要もあり、作業は3日に亘ったものの、実質1日(6~7時間程度)で完成。DIYが初めてでも、中川木材さんのキットは、寸法精度が高く、組立誤差が最小限に抑えられトラブル発生はまずないと思います。従い、DIY初心者の方にとっては、 1)あせらず(ゆっくりと落ち着いて)、2)必ず立派なものができると自信、確信を持って、作業をすれば全く問題ないと考えます。皆さんの健闘を祈ります。5月にはウッドデッキの目の前のバラがきれいな花を付けると思いますが、ウッドデッキから眺められることを今から心待ちにしています。
寸法精度が高く、組立誤差が最小限 キットデッキハード(ウリン)H200
材質:ウリン
● 設置場所/栃木県 Sさん宅
● 組立時間/10-12時間・手摺6-7時間(1人)