作業時間のうち、午前中は、束石の設置など準備工に要した。 ウッドデッキ本体の組み立ては、実質、4時間程度。 なお、既存の濡れ縁やデッキなどと交換する場合は、取り外しや、取り外ししたあとの補修などでかなりの時間がかかることを見込む必要がある。私の場合、取り外したあとにラス網を張り、セメントで補修したので、ホームセンターへの買出しなどを含めて1日を要した。また、速乾セメントでも乾燥するまで1日以上の時間を要した。

「組立マニュアル」が図を中心としたもので、わかりやすかった。ウッドデッキは濡れ縁のとりかえで、地面に設置した。HPをみていると、束石の高さを揃え、水平なるように設置することがたいへんだとの意見が多いので、大引をつかって各方向ともに水平になるように、慎重に設置した。しかし、あとからわかったが、床板パネルまでを組み立てた段階で、水準器で確認しながら、束石を掘ったり土を入れたりするなどすることで、高さは調整できた。また、束石を少し余分に購入しておき、積み上げて、大引にかませて、ウッドデッキ本体を浮かせ、束石を調整すると作業がしやすい。ほとんど完全に水準をとって設置を終了したが、雨が降ったあとに床板上に水が長く残るようになった。そのため、その後、排水しやすいように、束石を再調整し、わずかに勾配がつくようにした。濡れ縁からの付け替えなので、建物側で、戸袋などが引っかかった。横鼻隠し板の一部をを切断したが、製品には、塗装材がセットされていたので、切断面を塗装することができ、たいへんに良かった。インパクトドライバは強力なため、ビスを打つとき、節(ふし)などがない部位でも、ササクレができやすい。あらかじめ、ドリルで下穴を開けると、出来上がりがだんぜんきれいになる。作業の後半になると、どうしても、仕上げを急ぎたくなるが、お茶の時間をいれるなどして心を落ち着け、手間を惜しまずに組み立てると良い。また、ビスの位置は、目測ではなくメジャーなどで計って、決める。

下記のサイトからご購入できます。 それぞれの商品ページにリンクしています。