息子夫婦が2世帯住宅の階下に入居し、小さい子供が3人もいること、それに小生が定年退職により、たっぷり時間が持てるようになったこと、から、部屋の感覚の延長で遊べ、はたまた、フェンスが布団干し台にもなる、ウッドデッキの作成を決心した。 各社ホームページによる特徴の比較や、雑誌などを事前にじっくり見て、知識を頭に入れ、初心者でも確実に手軽に完成できる、そして何よりも購入者の楽しい作成感想がある御社の購入を決めた。 到着したネジ類や柱/板などの、過剰とも思われる丁寧な梱包を見て、まとめて梱包すれば原価低減できるのではないかと思ったが、発送の際の取り揃えの効率化と、1つ1つを大事な商品ととらえ、輸送中の欠損の恐れなどを考えれば、いたし方がないのかとも思った。 通常なら解梱するのももどかしくというところだが、時間がたっぷりある身であるので、丁寧で注意が行き届いた施工マニュアルに従い、迷うことなく作業ができた。デッキを付ける建物に沿って、1m幅のコンクリの犬走りがあるので、庭側地面上だけに5cm厚のコンクリ板を束石に置いたが、犬走り面の微妙な傾斜や凹凸があり、束柱上面での水平を出すために結局木切れや金属板をかませることになった。 ここまでゆっくりと6時間。床板は左右両脇から中央に向かって張っていったが、前鼻隠しを留める段になって、床板の先端が不揃いで、鼻隠しとの間に若干隙間が出ることに気がつく。 3:4:5で直角を確認しており、平行四辺形にはなっていないはずだが、先端をそろえるよう、床板を張り直す。建物側を基準にするのではなく、鼻隠し側を基準にするべきだった。フェンスを組み立てるにあたり、柱をある程度仮留めし、柱ボルト孔の径のアローワンスで調整しながらクロスを取り付け後、柱を固定した。 柱へのクロスの固定は、ネジの斜め打ちになるためネジ先端が流れるので、組み上がった状態でネジ打ちするより、平地であらかじめ下穴を開けておいたほうが作業し易い。フェンスを取り付ける柱の間隔が標準893mmのところは良いが、非標準であるところは、クロスを突き合わせた柱との間に隙間が生じないよう、クロス板の長さと角度を持った切断に苦労した。床張りと合わせて、8時間くらいだったか。 当然、各所がぴったりしてから、笠木を留め、その後、柱を締め付けた。実は我が家では、デッキを付ける場所に既にベランダルーフがあり、それを支えるアルミの柱がある。今回デッキを付けると床位置に支柱があることになるので、ルーフを前面に移動し、支柱をちょうどフェンスの柱の上に載せる工事をした。 これは想定内の番外だったとはいえ、縦/横/高さの3次元でうまく収まるよう、大変苦労しました。
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