経営革新IT利用 最小の費用で、最大の効果を

1.会社の案内、概要
2.会社の危機とそのときの対応と方針
3.ネットワーク時代の到来
4.社内イントラネット構築から複合利用へ
5.IT利用の具体的な例
6.社内教育
7.経営メリットとデメリット
└─1. 情報の共有

当社の場合は無線LANはまだなのですが、社内のあちこちにLAN端子がありますので会議室でも、応接室からでも、すぐに情報が引き出せます。無線LANを導入できれば会社敷地内はどこからでも情報の共有ができるようになります。当社の場合、人事給与以外はすべて、オープンにしていますので、社員であれば、いつでもさまざまな情報を取り出すことができます。
また、一旦デジタル化すれば、今後永遠に利用できます。現在の社員や得意先、仕入先)だけでなく未来の社員、子孫たちも利用できます。


└─2.広報効果

先に述べましたように記事として取り上げてくださいます。もし大手企業なら、記事掲載を広告費用に換算するとなどといいますが、私たちの会社の場合を適用しますと、相当の金額になると思います。報道記録


└─3.スピードup

情報を全員が共用するのにかかる時間は、企画の段階から、決定、周知まで大幅にスピードアップします。
└─4.問題、デメリット

いいことだけではありません。問題もあり、当社にとってかなり深刻なものもあります。
費用がかかる
やはりかかります。OSやソフトを変えなければいけません。大金をかけて、システム導入したら、それ以後は、いらないと考えは誤っています。毎年、会社規模(人数)に応じた費用がかかります。当社ではパソコンは3年が寿命と考えています。
IT推進者の時間がとられる 
深刻なパソコンの障害とソフトのバグ、相性などの問題などで、相当の時間がとられています。
当社の場合、パソコンに一番詳しいのは私ですので、故障、ソフトの不具合となると私が対応しますということになります。最近は経験も多くなり、解決も早くなり、時間的には少なくなってきましたが、1−2年前でしたら、毎日1時間程度、取られていました。
適切なソフトがない
データーベースが使いにくい、以前のDOSの時代はソフトを100%使いこなしている自信がありましたが、今はそのソフトの機能の30%ぐらいしか利用できていないという感じです。年齢のせいかも知れませんが、なかなか理解できないのです。またメールソフトも非常に困っています。当社では社内メールもインターネットを利用しており、私は5つのアドレスを利用しています。
その時々処理をしていくのですが、あとで欲しいものを探そうとする時に、大変不便を感じます。
現在はアクセスにコンバートしているのですが、このときに完全に落ちないのです。メールで大切なのは、「相手のアドレス」、「日付」、「内容」の3つですが、アクセスからインポートとする場合とメールソフトから吐き出す方法の2種類があるのですが、どちらの方法でもなぜか「日付」または「アドレス」の項目がコンバートされないようになっています。マイクロソフトはこれを仕様と言っていますが、仕様としたら、ビジネスを知らない人が作成したとしか考えられません。
当社(業界)固有の問題 
得意先、仕入先との連携がまだとれない、理由は他社が未だにひとりひとりにメールアドレスがないので業務の連絡は、まだTEL、FAXが中心です。ですから、社内はデジタル処理していても、外部とはアナログでやっています。あと1−2年かかりそうです。
一般的な問題
ITで便利になる分、おろそかになることもあります。みなさんも同じ経験されていると思いますが、漢字を急速に忘れてしまいます。メールでの連絡は紙媒体の案内よりも軽くなり、忘れがちになります。また操作ミスした時の被害は多大になることがあります。ハードディスクなどの容量が大きくなるので、小さな失敗でも、莫大な量のデーターに影響を与えます。また、 表計算などで、一桁間違えて見積もりを出したり、原価などの裏シートも渡してしまったりしたこともあります。コニュケーションが不足しがちにもなります。社内、社外ともです。特にメールを使う上で、その特性を十分考えてやらないと、利用者どうしの不信感が生まれます。
8.IT利用に関する今までの方針




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