1日の杭の日に私の個人フェイスブックに友人からコメントがありました。
御堂筋にある創業百年以上の会社の代表者です。彼のビルも基礎は松くいらしいです。
彼いわく。
「今も松杭に支えられているところが少なくありません。
地中にあると、つまり水分があると腐らないのだそうですね。」
エッ!! 一般にはこのように思っている方もいるわけですね。
それで今日はマツ杭と腐れについて少し述べます。
世界的にみても木杭は利用されていました。ヨーロッパでは1000年以上前から利用され、ヴェネツィアも木杭を使用した[歴史ある街ですし、日本では城の基礎に採用されたり、前の東京駅、丸ビルなどもそうです。
当社では大阪の創業時には杭丸太の専門会社でした。いろいろな逸話が残っています。
昭和29年 大阪の業界長老が大阪市のある入札で「中川が納入できたら、心斎橋を逆立ちして歩いてやるわ」と言われたが、12m 24cmの杭500本を大阪市に納入、業界を驚かせました。
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