屋外の木造施設の各企画、設計、施工する当社では昔から主張し言い続けていることがあります。
屋外で構築物をつくる場合は使ってはいけいな木がある、木の選択が一番大事。
でも設計事務所、ゼネコン、工務店らでもなかなか理解されませんでした。インターネットのおかげもあり、正しい知識を発信することで、多くの方が利用されてきていることは嬉しい限りです。
当社専務のプログにもこのことが現れています。転載します。
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ここにはもともと別のデッキがありました。
構造は金属です。
でも木部は耐久性のない木材で作られています。
一般的に、工務店さんや大工さん、さらに設計事務所さんでも
屋外用木材のことについてはご存じない方が多く
(ビフォーアフターの番組でもとんでもない材種でデッキを作られたりしています)、
結果的に木部は腐朽してしまいました。
本来は、ここで、「材種の選定が間違えていた」と思わないといけないのですが、
たいていの場合、「だから木材は使うのはダメだ。次は人工木材にしよう。」
と言うことになり、ウリンの方が人工木材よりも耐久性があると言うことをしらないまま、
一生を終えられる方が多いのですが、今回はラッキーなことが二つありました。
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目隠しフェンスですが、視線を遮るというわけではなく、敷地内の景色を確定させるというものです。
ルーバーフェンスは適度に視線を散らしつつ、強風対策にもなります。
H1800mm~2100mm
L18.4m
樹種: ウリン
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前回と同じハワイ・モアナルア・ガーデンの「このの木、何の木」です。日立のコマーシャルで有名な木ですね。内側から撮りました。ハワイ州の“Exceptional Tree”(特別な木)に認定されています。
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今日は松の日です。日本ではアカマツ、クロマツ、ゴヨウマツなどがあります。
それでマツの写真を探しました。13年前、鹿児島の仙巌園を訪問した時、出会ったマツを紹介します。
ゴヨウマツの一種でヤクタネゴヨウといいます。NHK大河ドラマ「西郷どん」、「篤姫」、「翔ぶが如」などに背景などで出ていました。
この木は種子島と屋久島にしか自生せず、環境省のレッドリストにも指定されている樹種です。
残念ながら2年前にシロアリ被害などで伐採されました。
このように私の趣味である巨樹巡りは時間との闘いです。訪問したら、伐採されていた、台風で折れていたということがたびたびありました。
この木に会え、写真を撮ることが出来たのは幸せでした。この木の写真は巨樹名木探訪(https://wood.co.jp/…/…/kagoshima/senganen-yamatanegoyou.html)に掲載しています。利用カメラはコンタックスのコンデジ(京セラ製)でした。
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福島県 Yさんの体験談
L-20とSS-14の組み合わせで作りました。完成して思ったことは、犬走りの部分が思った以上に、傾斜がきつかったので、ライナーの数が多く使うこととなりました。最初から、水平をきちんと出し束の長さをmm単位で、注文すれば、良かったと思います。最後に、鼻隠しを一部使わなかった残りの材料で、 柱の裏の部分もデッキ風に仕上ました。出来上がりは、とても満足のいくものと思っています。続きはホームページで
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堺市南区T邸ウォールフェンスです。
ちょうど一年前に完成しました。
隣地境界にそって18.4mの目隠しフェンスを建てます。
このあたりは2年前の猛烈な台風のときにかなりの強風が通ったそうで、
目隠しといってもあまり風圧を受ける仕様にはできません。
石を境に30センチの高低差があります。
右側の高い方で地面から18900mmの高さですので、
低い地面からは2100mm、
なおさら風圧を考慮しなければなりません。
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