FB担当の私は仕事と趣味を兼ねて植物園を訪ね、樹木を見て回るのが趣味ですが、ベルギーのメイズ国立植物園を今月訪ねました。木材博物館が最近出来たとので最初に見に行きました。その内容を皆様にも知っていただきたくここにUPします。
展示の一つで、「どの材料が地球温暖化の原因か」を小学生にも分かるように展示していました。ガイドさんによると、学校から小学生が団体で勉強にくるとのこと。
展示の内容は左から、木材・コンクリート・プラスチック・鉄を1kg製造するのに二酸化炭素をどれぐらい排出するかと言う説明です。
見るとだれでも分かります。
金属やプラスチックは製造するのに多くの二酸化炭素を排出しますが、
木材は植林されていますから、排出量はマイナスになります。こちらで付けた矢印がプラスマイナス0のところです
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日本では多くの人が、環境破壊を防止するめたに、木は切らない方がよい、木材は使わない方が良い。
金属やプラスチックはリサイクルしているので、環境にやさしいと思っておられますが、
実際には、その反対で木材は使えば使うほど環境に良いと言う結果です。
日本は森林国なのに、大人も子供も事実とは異なるように認識されるようなことが多いのですが、欧米、北米、豪州では事実を正しく、分かりやすく小学生に教えています。
ちなみに説明文は、英語・フランス語・ドイツ語・オランダ語で記載していました。
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樹のある風景 樹のある風景 オランダのサーンセ・スカンス村です。ヤナギの機と民家。この地区は家は緑にペイントされてます。ヤナギの木は木靴の材料として利用されています。
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仕事と趣味を兼ねて植物園を訪ね、樹木を見て回るのが趣味ですが、オランダ ライデン大学付属植物園を今月訪ねました。入園してすぐに見つけた日本語の看板(というより建物と一体化しています。)菅原道真の「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」です。左下には書いた人のサインが面白い。丸にかこまれた中に「ち~~」の文字。あとで気がついたのですが、左にこの歌と看板の由来らしきプレートがあるのですが、気がつきませんでした。
ここはシーボルトが日本の植物を提供したことで有名ですが、この看板と関係あるのかと調べたところ、ライデンの街中のいたるところ世界中の詩をその詩人の言語で描くというプロジェクトが1992年に起こったそうです。市内に100箇所以上あるとのこと。道真以外にも松尾芭蕉や菅原道真、新国誠一の言葉が壁にあります。
たぶんその流れだと思いますが、道真の歌を見たときは嬉しくもあり、彼の無念さ、寂しさもあらためて感じました。
設置場所/北海道 Kさんの体験談
ど素人のウッドデッキ作成に光明が刺しました。ラクーナのレベル調整が出来る点が決めてとなり購入を決意。小雨降る中休み休みの作業でしたが、嫁と二人2日ほどで完成しました。地ならしの必要もなく、満足のいく出来上がりでした。残念な点は束が木目であったなら・・・というところでしょうか。束を高くすればするほど木で無い部分が丸見えなので現在隠す手立てを考え中です(笑)
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尼崎市F邸ウォールフェンス・パーテーションをご紹介します。
もともと芝生や植栽がすてきなお庭ですが、
オープン過ぎてェヴィングへの視線が気になったり、敷地内を歩行者が横切る現状を改善したいとのことです。
植栽の改良に加え、当社では3アイテムを施工させていただきました。
正面のウォールフェンス。H1600✕L3500+900
横板はレッドシダー、柱はウリンです。
敷地境界線をオフセットしたラインで折れています。既存のミモザ、トネリコと合わせての目隠しですね。ウォールフェンスの高さをあげすぎると圧迫感がですぎてしまいます。
--メッセージは省略インスタグラムをごらんください。--
ベルギーから、これはオーガニックショップの看板です。
全体的に古材を使っている訳ではなく近代的な小綺麗なお店でしたが、看板だけ足場板のような板を使っていました。
店舗の外装や内装、或いはその両方に古材を使っていい雰囲気に仕上げるのも良いですが、このようにワンポイントに使っても引き立ちますね。
あと、「ブリュッセルのオーガニックショップ」字面だけでお洒落でしょ。
人工木材は「腐らない」と言うことと
「エコ」であり地球環境にやさしいと言うことがアピールのポイントになっています。
しかし実際に人工木材は、JISの腐朽促進試験をするとウリンよりも劣ります。
でもまあこれは、耐久性の高いのは事実ですので許すことができますが、
もっとも問題なのは「人工木材は地球環境にとっては良くない」にも関わらず
「地球環境にはやさしい」として販売されていることです。
人工木材はプラスチックと木と半分ずつ混ぜ合わせて押し出し成型して作られますが、
元のプラスチックのままであれば再利用できますし、
木材については、木材製品の原料として、もしくは、発電の燃料としても利用できます。
しかし、混ぜ合わせて人工木材にすると、地球環境にとってはどうしようもなくなります。
自治体の一般ごみとしても受け付けてくれません。
かくて、解体の時は産業廃棄物として処理するしかなくなります。
現在プラスチックの海洋汚染が問題になっていて、
ストローまで使わないようにしようとしているぐらいなのに、
いいのかなぁ。・・・と思いながら、人工木材の設計指定が入れば、
悪魔に魂を売りながら施工しています。