前回のお話は水平をとることが困難で、これに気づいていない人が多い、でした。
そして、もうひとつ誤解があります。
それは水平にするために『束石の高さをみんな同じにする』です。
でもこれは不可能に近いことです。
専門業者がレベル機器、測量機器を利用してのみ出せるものです。
しかも前回も書きましたが、土地というのは必ず沈下します。しかも沈下の具合はどの束石も一緒ではないのです。
束石の下の土地の内容によって、沈下がひどいものもあれば、それほどでもない場合もあります。
束の設置に時間とエネルギーをとられる必要はありません。束石は指定の場所にポンと置くだけでいいのです。
束石ごとの高さの差が出ますが、調整束があれば、床板は完全に水平がとれます。
設置後の地盤沈下問題については、次回ご説明します。
写真はキットデッキの初期のころのお客様のものです。このようなお声が多かったものですから、調節束(前回の写真)を開発しました。
当時の原文のまま掲載します。
山梨県 Yさん
組立時間/基礎2日 組立6時間(1人)
お世話になります。皆様がおっしゃていた通り、基礎の水平を出すのがとても大変でした。材料が到着する前に基礎だけを 仕上げてしまおうと思いまず手をつけました。我が家の庭はかなり傾斜があったので 1つ1つの束石を設置する都度、家に向かって縦、横の水平をとって行きました。しかし、いざ材料が到着し大引を置いてみると水平が狂っており、また束石を掘り返す という繰り返しでした。最終的には、ゴム板をホームセンターで購入してきて誤差を修正するという方法をとりました。我が家のウッドデッキ購入の目的は、快適な居住空間の延長を戸外に 設置するということでしたので、ある程度の割り切りで結果オーライです。基礎の水平がだせれば貴社のキットはすばらしく、あとは組み立てマニュアルどおりに仕上げるだけでとんとん拍子に 完成しました。今では休日のブランチをデッキの上で楽しんでおります。ありがとうございました。
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全性、眺望、低コストを兼ね備えた
溶融亜鉛メッキストライプフェンス。
高台の展望台かのような
ウッドデッキの、
オンリーワンの手すりです。
詳しくは
『ウッドデッキ倶楽部』で検索か、
プロフィールのURLより、
『生駒市Y邸アマゾンジャラデッキ 』
で検索して下さい。
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樹のある風景 前回と同じ2017年のフィンランド社員旅行です。岩の上にある1本の木、とても素敵です。実はこれ、氷河期から残る天然の岩で、真下はくり抜いて造られた、有名なテンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)があります。教会の天井にあたるところですから、日本だったら絶対に立ち入り禁止になりますね。よほど頑丈なのか、自由に歩けました。
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通勤途中の街路樹にサンゴジュの木が5、6本あります。夏になればサンゴのよな赤い実が頭上に見える特長のある木です。これからの季節が楽しみです。でも葉っぱはいつも虫に食われて穴だらけ、これも特長のひとつでしょうか。そんな中初めてこの木の花を見つけました。クスノキと同様小さいもので、よほど注意しないと見つけることができません。写真を掲載しても写真映えしませんので、いつもの小径の花をupします。
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神奈川県 Sさんの体験談
御社ホームページを何度もチェックし、自宅の条件に合う3045mm×1600mmをオーダー。 施工例すべてに目を通し、束石の設置をスムースに施工することと、床板前端と鼻隠しの不揃いを避けること。この2点に留意し、次の手順を踏みました。....全文はホームページ「ウッドデッキ発信基地」でご覧下さい。
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ウッド以外の外構アイテムをまとめてご紹介します。
カーポートはあったのですが、
カーポートデッキの鉄骨のイメージに合わせて新調しました。
三協アルミ『Mシェード』。
かっこいいです!
当時はエクステリアフェア以外で初めて見ました。
この贅沢なトラス構造がたまらないですね。
カーポートデッキをカーポートデッキでなくしてしまった、
イナバのバイク保管庫。
カーポートデッキと同化していますね。
鉄骨の高さは保管庫が施工できるギリギリに設定し、
鉄骨の色をこれに合わせました。
そして、この門扉は三度目の登場です。
詳しくは初登場回をご覧ください。
そしてパティオスペースへ。
もともと植栽はあったのですが、
デッキのFLに合わせたいとのご要望により、
施主さま御用達の植木屋さんに一旦植栽を撤去していただき、
こちらでブロックを積み、
施主さま支給のサンゴ石をブロック天端に貼り付けました。
ブロック積みの詳細寸法は、
階段の位置や床板の割付を計算して設定しました。
ちなみに、サンゴ石は当社でも手配できますよ。
--メッセージは省略インスタグラムをごらんください。--
最近、いいネタも見つけられず、投稿をサボっておりましたところ、社長からネタを提供していただきました。しかも私のDIY作品とは一線を画すおしゃれ写真です。
フィンランドはヘルシンキのカフェだそうです。字面だけでおしゃれですね。
カウンターの前板に中古足場板のような木材を利用しています。
ガシガシ主張せず、さりげなく使っているのがポイントですね。実は、弊社事務所のカウンターも同じようなデザインを採用していますが、そちらはまた後日。