ウッドデッキをご自分で作ろうとする場合、自分で設計、木材を購入して作る、キット(組立)商品を購入した作るの二通りありますが、
一番の困難といいますか、問題は床板の水平をとることです。プロでも難しい仕事です。
これは設置する土地・地面が水平でないことが原因です。また、束などが腐らないため束石を設置するのですが、地面に置くだけ、あるいは少し埋める場合とも、それぞれのレベルを一定にすることは不可能です。このため木材を調達して自分で作る場合は、束石の高さと束の長さを設置時に1本1本計算して切断することになります。1ミリでも間違えば大引きにガタがきます。またキットの場合も、同様のことがおこります。
私たちは組み立て式の「キットデッキ」を開発中や試験施工の時にすでにこの問題を把握していました。
それで当社の販売するキットデッキには、束石の高さが一定でなくても、束の長さの精度が悪くても、大引きを水平にすることができる、
調整束を開発しました。また素人の方が簡単に使えるようにしなければいけません。
現在、プラスチックや金属の調整束が販売されていますが、それらすべてにを当社で実験しましたが、当社オリジナル束石以上の性能(強度、使いやすさ)をもつものは存在しません。
そりゃそうでしょう、現在の調整束は三世代目でリビジョンUPも含めましたら、何度も改良が加えられています。木材と金属の混構造です。
以下、調整束付きのキットを購入された10人の方のその部分の感想です。
写真 ⑤ 宮城県 Sさん宅
改めて感じたのは調整束は優れものだということです。水平を取ることに一番不安があったのですが,この調整束のおかげでほとんど苦労することなく作業を進めることができました。
写真 ④ 埼玉県 Oさん宅
高さを調整できる束は、水平をとる難しさを考えたら、よくできた商品だと感心しました。正直ウッドデッキを作ることに決めた後、どこの会社の製品にするか検討し、この調整束だけで選んだを言っても過言ではないです。その判断に間違いはなかったなと改めて思いました。
写真③ 茨城県 Sさん宅
調整束はすぐれもので、土地の傾斜を吸収してくれました。
写真② 埼玉県 Nさん宅
当初は他のメーカのデッキを予定してたのですが、ネットで探したところこの商品の調整束を見つけ、レベル調整が楽そうなので購入を決めました。調整束のおかげでレベル調整は簡単に行うことができました。
写真①宮城県 Oさん宅
デッキ部材が到着してからは、比較的スムーズに作業が進みました。やはり調整束の威力は絶大です。
写真⑥ 愛知県 Tさん宅
水平出しが簡単にできて、大変良い商品でした。ありがとうございました。
写真⑦ 東京都 Sさん宅
地面上の束を調整束としたので、簡単に水平出しすることができました。
写真⑧三重県 Iさん宅
ラクーナの調整束のおかげで水平出しはかなり簡単にできました。これがなかったら水平出しができずに挫折してたかもしれません。
写真⑨兵庫県 Sさん宅
束石を平に配置するのに苦労しために一日使いました。しかし、調整束のおかげで、バランスをとるのは、大変楽でした。18000円の値打ちは十分在ったと思います。調整する過程も楽しみました。
写真⑩埼玉県 Mさん宅
施工を始めてからは感動の連続でした。調整束のレベル出しのしやすさ。付属工具、施工材料の豊富さ。木材の寸法、ソリの精度の高さ。そして、なんといっても切断不要であること。素人の私でこの完成度の高さには大満足です。
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ウッドデッキフェチ画像シリーズ。
採光・通風と目隠しを
両立させるフェンスは、
板をブラインド状に斜めに固定する
ルーバータイプはよくありますが、
これは板を平行四辺形に
製材しています。
しかも木材はかたーいウリン!
家具職人による手加工です。
国産材でこのような仕上げをして、
特許出願されている商品を
見たことがありますが、
これはもう15年前の施工例で、
HPで公表していました。
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詳しくは
『ウッドデッキ倶楽部』で検索か、
プロフィールのURLより、
『元祖!ライオン丸』
で検索して下さい。 .
果物のライチの巨樹です。こんな大きなライチの木をみたことがありません。ボゴール植物園にあったもので、過去三回ほどあつていますが、二年前に訪問する直前に倒れてしまいました。今はこの雄志を見ることはできません。
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昨日は社内会議のあと、懇親会。会社近くの弟の自宅で、ほろ酔いで帰ったのはいいのですが、カメラ、レンズ、カード等が入ったリックを忘れてしまいました。身内だったからいいようなものの、相変わらずです。
春までに木製のフェンス、ウッドデッキの新商品の発売や新しいホームページの立ち上げなど、予定はぎっしりなので、しっかりしなくてはと反省。
写真は開発中の木製フェンスのモデルにしたもの、日本風にデザインしています。
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いろいろなホームページをみて、作りやすさと品質から、中川木材産業さんのキットデッキハード アマゾンシャラ(調整束)に決めました。商品が家に到着したとき、数の多さと重さで、「できるかな?」と不安になりましたが、分かりやすいマニュアルと調整束のおかげで、難なく作業が進みました。しかし、一人での作業だったので、鼻隠しの取り付けだけが大変でした。ジャッキが手元にあればよかったのですが、無かったので、床板のネジを緩めて、そこに小綱を引っ掛けて作業しました。出来上がったときの達成感は格別でした。デッキの重量感をみると、やっぱりアマゾンシャラにしてよかったと思います。
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--文章はインスタグラムをごらんください。--
この写真は弊社が15年前に施工した公共の物件の人工木材で作ったデッキです。
歩道と建物との間の設置のウッドデッキですが、この商品はアメリカ製です。
アメリカではこのようなグレーの色が好まれるのですが、日本ではあまりグレー色は使われません。
もともと木は色あせるとグレーになるので最初からグレー色を選ぶと退色も少ないと言うことになります。
建物の石造りとマッチして15年経過してもなかなか良い色です。
日本製の人工木材であれば、中が空洞になっていますので、
このようなところで15年もたてば、まず傘の先で突いてできた穴があちこちに空いていたり、
デッキの端が衝撃で割れてしまっていたりするのですが、
アメリカ製のこのデッキは木材と同じような使い方ができるように費用は高いですが、中まで完全に詰まっています。
そのため、人工木材を公共の場所で使う時におきる破損は全くありません。
しかし、ここで問題が発生しました。
この写真をよく見て頂くと、根太と根太の間が垂れていることが分かります。
これは人工木材を使う限り必ず発生する現象です。
つまり木材であれば繊維があるので、荷重がかかっても、元に戻りますが、
人工木材は荷重がかかっていると、その部分が曲がって垂れてきます。
そのため、床板を固定している根太の部分が引っ張られてひび割れが発生しました。
さらにこの人工木材は日本製に比べると樹脂が柔らかく割れにくい方なのですが、
それでもビスの周りは昼夜の温度差と季節の温度差で床板が膨張収縮を繰り返し、
ビスの周りかひび割れを起こしています。
かくてこのデッキは安全を優先して15年でウリン材に変更することになりました。
人工木材の色褪せが少ないと言うのは良いところなのですが(特にグレー色の場合)、
このような欠点があると、結果的に30年以上の耐久性のあるウリンのようなハードウッドの方がベターと言うことになります。
さらにこの人工木材を解体した場合、木材のような燃やすことができないので、産業廃棄物扱いとなり、処理費用は高額になります。
公共物件の場合、中が空洞の人工木材は強度的に不安で、中が詰まっているソリッドタイプなら大丈夫と思ったのですが、
15年で取り換える必要が出てきたと言うことは、やはり人工木材は無理があります。
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