木材は水が滞留しなければ腐りません。
そのための工夫が外国で当たり前のようにされていますが、
日本では屋外での木材施設の施工に慣れていないところがあり、
欧米ほど、その工夫はされていないところがあります。
下記の写真はアメリカの屋根付きの橋です。
昔「マディソン郡の橋」と言う、屋根付きの橋を撮影しているカメラマンと地元の既婚女性との恋愛映画がありましたが、これがその舞台の橋です。
このような橋がアメリカに多いのは、アメリカの郡部では、自分たちでやろうと言う意識が強く、コンクリートや鉄骨で橋を作るよりも木が作った方が安くて簡単。
でも腐ったら困る。
それでは橋に屋根をつけてしまおうと言う発想からです。
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突然難病を発症し、
一年のほとんどを病院で過ごした
お子さまのことば。
「僕の夏はどうなったの?」
これがきっかけで、
今年こそは、そして来年も、
その次も楽しい夏や、
外遊びを体験させてやりたいと
ウッドデッキをご検討されました。
こんなお話をお伺いすると、
もう、何が何でもご希望を叶え、
ご家族の幸せに貢献したくなります。 .
詳しくは
『ウッドデッキ倶楽部』で検索か、
プロフィールのURLより、
『兵庫県朝来市K邸ウリンデッキ』
で検索して下さい。
昨夜の自宅近くの講演です。寒いですが、夜の樹木たちは神秘的です。
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今週もよろしくお願いいたします。
先週は連続のめでたい新年会の連続、悲しい別れの連続、そんな中での旧友との再会など忙しい中でも楽しい1週間でした。今週から仕事に邁進できるかな。写真は今朝のいつもの小径のチロリアンローズ。
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前回の2830×2195のウッドデッキに、1829×980を横向きに2セット若干加工して取り付けました。非常に評判が良いです。
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完成後ちょうど1年ちょい経過したカーポートデッキをプチ改修。
カーポートデッキ部分とガーデンルーム部分は雨は下に落ちませんが、間のステップ部分は屋根がなく、
下にしずくが落ちます。
完全防水ではない旨は事前に説明させていただき、それは施主様もごりかいされています。
ただ、落ちた雨だれが下の擁壁や法面の土の部分で跳ね、車にしみがついてしまいます。
手軽な軽減策がないかということで、1年かけてああでもない、こうでもないと考え、試験施工に至りました。
その①蹴込みのすき間縮小強風時にはここから吹き込む量が多いとのことで、細い蹴込み材を追加しました。
すき間を空けているのは、「軽減策でかまわない」という施主さまのウッドエクステリアに対する理解のあらわれです。
その②すき間を埋める
ステップ一段目からましたへの雨だれをクリアすれば、二段目からは下に屋根があるので、目地を塞いで溢れさせるという魂胆です。
水が溜まって腐りやすくなるとか、どこかから必ず染み出すとか、万全でないことはご承知の上で、「実験扱いでいいからやってみよ!」
ということになりました。
伸縮性と耐候性を持ち合わせたパッキン材を挿入。デザイン性はすこぶる良好です。実際の船のデッキのよう。
このダブルアタックでどれだけ雨だれが軽減できるか?
雨降りが楽しみです。
では、ついでに経年変化施工例紹介を・・・・
と行きたいところですが、
まだ完成時の施工例紹介もしていないのになんでやねん!
と、施主様に叱られそうなのでやめておきます。
--文章は省略--.....
先に説明のように木材は乾燥すると細胞が変形して収縮します。
この時にどの方向も均等に収縮すれば問題ないのですが、
年輪方向は直径方向よりも2倍収縮します。
(樹木が一体になるように常にテンションをかけながら、木は年輪を増やして成長しますので)
これがために、芯持ちの丸太は乾燥すると必ず割れますし、
板材にすると、木表側にカップ反りするか、
もしくは木表側はひび割れて、そのつじつまを合わせようとします。
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