おはようございます。中川木材産業オリジナル木材知識です。
これは木材を輪切りにした断面です。
誰でも知っているように木材には年輪があります。
年輪があるかどうかは、木材の成長にとって必要な太陽光線と水があるかないかで決まります。
つまり常時水があり、太陽光線がある場合、木は年輪を作りません(作る必要がありません)。
この年輪の内、木目の薄い色の部分は春に成長します(春は水も太陽光もありますから大きく成長します)。
この年輪の濃い色の部分は夏の成長の部分です(夏は太陽光はありますが、水がありませんので)。
そして秋と冬は成長しません(太陽光がありませんので)。
木の周りの白いところは辺材と呼ばれますが、この部分が細胞としては生きていて、養分や水分の通り道になっています。
この程度の丸太であれば、若い木ですので、辺材部分の比率は割とありますが、
丸太が大きくなると、辺材部分はまさに廻りだけですので、辺材の比率はずっと小さくなります。
中の色がついているところは心材と言い、ここは木材が腐朽菌から身を守るために、毒をため込んだ部分です。
(この毒の部分は木の味わいのある色ですが、人によってはアレルギーを生じさせます)
水も養分も通しません。つまり細胞としては死んでいます。
ですから、木の中で心材は腐りにくいと言うことになり、辺材はこれら毒物が入っていないので、すぐに腐ります。
しかし、加圧防腐処理をすると、何も詰まっていない辺材は防腐剤が中まで完全に入るので、腐りにくくなります。
反面、心材は細胞の中が詰まっているので、防腐剤を注入することができず、加圧防腐された辺材よりも腐りやすくなります。
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ずいぶん以前に友人がスイス旅行したときに撮った巨樹の写真です。昔ですので画素数も少なくサムネイルでなんとか見えるぐらいです。でも場所も、樹種も聞かなかったので何もわかりません。
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おはようございます。今日は私達、木に関する仕事をしているものにとっては心温まる動画をシェアします。(音が出ます)
国が違うと発送も異なりますね。この動画を見たときはすばらしいなと思いました。
米アイダホ州に住むハワードさんの庭には、樹齢110年を超えるポプラの巨木がありました。しかし、この木が腐り始めたことに、ハワードさんは気づきます。日本なら危険というので伐採するのでしょうが、彼は図書館にして住民に役立ててもらうアイデアを思いついた。
まず、非営利団体の「リトル・フリー・ライブラリ(小さな無料図書館)」に加入しました。
本の交換を推奨する団体です。
この団体のシステムは
まず郵便ポストのような箱を自宅などに設置する。
次にこの箱に、自分の好きな本や、地域の人たちに読んでもらいたい本を入れておく。
近隣住民は自由にこの箱の本を借りて良い。
読み終わったら、また箱に返しておく。
今回ハワードさんはこの団体の支援を受けて、ポプラの老木をミニ図書館に生まれ変わらせたのです。
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施工事例を読まさせていただいたところ評判もよく これなら自分でもなんとかDAY出来そうかなと思いメールでやりとりさせていただきました。 丁寧な対応と通常束だと価格も安くなるということで購入を決めました。作成前に他の方の感想から水平出しが一番大変だと判っていましたが、実際にやってみると大変さが良くわかりました。
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茨木市F邸SE-WOODデッキをご紹介いたします。
デキタテノホヤホヤです。
【More・・・】
新築に合わせてウッドデッキを作りたいとお問い合わせをいただきました。
平面図は頂いていたのですが、
ウッドデッキを挟んで建築の向かい側にも壁があるという状況が、
イマイチピンときませんでした。
実はワタシ、建築図面を読み取るのが苦手デス・・・。
ま、ご希望のウッドデッキの仕様には関係ありませんでしたので、
見積もりはできました。
ご予算が厳しかったのですが、
現場確認時に想定外の状況がないと仮定した場合の、
考えうる最低コストをご提案し、
OKをいただきました。
--文章は省略--.....
本年も中川木材産業や土木のプログをよろしくお願い申し上げます。
当社は1911年和歌山で創業致しました。現社長で会社は3代目(家は9代目)がきりもりしております。
前社長との時に大阪に進出して、杭丸太の仕事を始めました。
その後、土木に木材を使わりなくなり、同業者が廃業、整理してゆくなか、かたくなに仕事をしております。今日は昭和30年代の当社の様子です。
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これは木材を輪切りにした断面です。
誰でも知っているように木材には年輪があります。
年輪があるかどうかは、木材の成長にとって必要な太陽光線と水があるかないかで決まります。
つまり常時水があり、太陽光線がある場合、木は年輪を作りません(作る必要がありません)。
この年輪の内、木目の薄い色の部分は春に成長します(春は水も太陽光もありますから大きく成長します)。
この年輪の濃い色の部分は夏の成長の部分です(夏は太陽光はありますが、水がありませんので)。
そして秋と冬は成長しません(太陽光がありませんので)。
木の周りの白いところは辺材と呼ばれますが、この部分が細胞としては生きていて、養分や水分の通り道になっています。
この程度の丸太であれば、若い木ですので、辺材部分の比率は割とありますが、
丸太が大きくなると、辺材部分はまさに廻りだけですので、辺材の比率はずっと小さくなります。
中の色がついているところは心材と言い、ここは木材が腐朽菌から身を守るために、毒をため込んだ部分です。
(この毒の部分は木の味わいのある色ですが、人によってはアレルギーを生じさせます)
水も養分も通しません。つまり細胞としては死んでいます。
ですから、木の中で心材は腐りにくいと言うことになり、辺材はこれら毒物が入っていないので、すぐに腐ります。
しかし、加圧防腐処理をすると、何も詰まっていない辺材は防腐剤が中まで完全に入るので、腐りにくくなります。
反面、心材は細胞の中が詰まっているので、防腐剤を注入することができず、加圧防腐された辺材よりも腐りやすくなります。
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