例外もありますが、
ウッドデッキの床板は基本的には現場でカットしています。
床板の長さをプレカットしても、木口をきっちり揃えてビス止めするというのはなかなか面倒なのです。
この場合の『きっちり』というのは、大工目線でのことです。
DIY基準であれば許容範囲誤差で仕上げることはそんなに難しくはありませんし、
しっかり手間をかければプロ基準の仕上がりにもできます。
ただ、同じ長さに切りそろえた床板を壁に当てて並べていき、そのままビス止めしていってしまうと、鼻先はなかなか揃いません。
フロアレベルの壁面に凹凸があったり、不均一なデザインのサイディングだったり、塗り壁のような一見表面がなめらかな壁でも、よく見ると凹凸があることが多いからです。
3枚目の写真は担当者が床板をプレカッして現場施工したものです。
両端の床板を固定し、
鼻先に水糸を張り、
間の床板を揃えていきました。
水糸にぴったり揃えているつもりでも、だんだん糸を押して膨らんでいきますので、ちょっとしたコツが必要で、なかなか時間がかかります。
大工さんのように丸鋸を的確に使えるなら、現場で切りそろえたほうが早くて確実です。
正直、鼻先が揃っていなくてもそんなに気になることはないと思います。
見積明細に『鼻先きっちり揃え費用』の項目はありませんし、図面に『鼻先は±5mmの誤差があります』などと表記することもありません。
そんな気付かれることのないところまで、
手を抜かずプライドをもって仕上げる、
それが中川木材産業です!
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床板は基本的に
現場でビス止めしてから
切りそろえています。
仕上がりを重視するがゆえの
こだわりなのです。
なぜでしょう?
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いつも写真を撮っている「いつもの小径」です。普段はマクロレンズで花に近づいて撮っているので、どんな道かと思われた方もいると思います。約500メートルの遊歩道の両側に、熱心な方たちが花を植えられています。
右が国道309号線、左がガーデンシティーコープ金剛東というマンション群。いくつかの公的な賞を受賞しています。
ここは四季折々の変化に富んだ豊かな樹々が住棟と絶妙な調和を生み出しています。あたかも海外のリゾート地にいるような錯覚をします。建築家 瀧光夫さんの設計です。
右の国道の方が土地が低いため騒音は聞こえません。
当地から南海・金剛駅は車で10分、近鉄・富田林駅は15分、便利なところです。
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ウッドデッキ
四條畷市U邸ウリンデッキをご紹介します。
ウッドフェンスじゃないですよ。
リビングが道路に面したオープン外構で、そのままではカーテンを締め切った生活になります。
目隠しフェンスを兼ねたウッドデッキでプライベートスペースをつくります。
事前にハウスメーカーさんに図面を送っていただき、
土間コンを施工していただきました。
W2400mm×D2700mm、フェンスの高さは地面から約2000mmです。
FLから1600mmで設定しました。
中からはこんな感じ。
目隠し具合と圧迫感のバランスをとりました。
上部は幅の狭いルーバーを配置し、クリアランスの数を増やすことにより、明りを取り入れ、圧迫感を軽減しています。
バルコニーの柱の外面とフェンス柱のそれを合わせています。
バルコニー柱の内側で横板を通してしまったほうが仕事は楽ですが、デッキが狭くなってしまいますので。
玄関脇のこの部分、
実は開閉式になっています。
大型家具などの出し入れの際に利用できるようになっています。
扉ではなく、上下2枚のパネル構造です。
ウリンでこんな扉を作ってしまうと、重量ですぐ使い物にならなくなります。
床下部分も幅の狭いルーバーになっています。
床下換気を阻害しないという機能面と、
過剰に重さを感じさせないというデザイン面を考慮してのことです。
幅広の板とルーバーは厚みが異なり、立体的な変化も与えています。
笠木はルーバーの外面に合わせています。
ちょっとしたスペースですが、2/3は屋根の下になり、利便性は高いですね。
建築自体にも表情を与えるウッドデッキになりました。
あ、木材はウリンです。
--文章は省略--
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監視の目 一段高い 所から 右見て左 寝てしまう猫
黒猫ちょびは社員がちゃんと仕事をしているか
プリンターの上から見ています。
右、左、右、左・・・・・眠くなってうとうとZZZ・・・(笑)
・・・.. >