フェイスブック担当者は明日から5月6日まで海外出張いたしますので、ディリーの情報UPはお休みさせて頂きます。ご了解をお願い申し上げます。
今日はデザインとして木製のフェンスを利用したものをお見せします。
会社から10分ほどにある大規模マンジョン(住宅街)です。
各住宅のベランダに木製のフェンスを取り付けました。
20年前の工事です。写真は現在のものです。途中一度だけメンテナンスとして塗装をしています。
20年経てもびくともしていません。むしろ金具の方が痛んでいました。
現在までクレーーム等は発生していません。
木というのは意外に長持ちがするとは工事関係者の話です。
開発に際して注意したのは曲がり、ソリなどの欠点が出ないことでした。
それで材質には何種類かの屋外用木材で試験しました。ジャラ、ウリン、ウエスタンレッドシダーなど、採用したのはブラジルのジャトバ材です。ちょうど京セラ稲盛さんの会である盛和塾のブラジルメンバーの人が現地の木材製材工場の代表者で、材料の選定から輸送まで安心して輸入することが出来ました。
耐久性、重さ、変形などの総合性能からこの木材になったということです。
9棟あり、それぞれ形も異なりますので、企画から取り付け工事までは相当のエネルギーがいりました。
現在でもとても感じのいい住宅街です。
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担当者コメント忘れです。当社設計施工のカーポートデッキです。
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静岡県静岡市葵区安東1-6 熊野神社のクスノキ
クスはいいなあ、大きいし。
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明日からオーストラリアのメルボルン、シドニーに行きます。会社が所属する大阪木材団地協同組合の研修旅行です。それで会社公式ホームページ、フェイスブック、インスタグラムなどの更新はお休みさせて頂きます。2日間の自由時間を利用して、仕事と趣味を兼ねて両地の植物園の樹木写真を撮ってきます。
写真は自宅のコデマリ
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兵庫県 Mさん宅の体験談、
年末にかけて組み立てに取り組んで、12月29日に完成しました。階段は元々の家に取り付けられていたものを転用しています。(以前にお買上げ頂いた階段です) 手摺りの組立てで感じましたが、手摺り柱にナットを入れる工程で両面テープを使ったガイド板まで用意されていますが、ナットを穴に入れて指で軽く押さえながら、下からボルトを差し込めば簡単にねじこむことが出来るので、私の場合ガイド用の板は使いませんでした。組立てに関する印象としては以上です。全ての工程での印象では、部材のカットの正確性に感動しております。垂直、水平がいとも簡単に出せるので、仕上がりの美しさがプロ級になります。友人でデッキを作成するような話があれば、是非推薦したいと思っています。キット付属品もキット本体の材質や寸法など、隅から隅まで配慮の行き届いた商品で、大変満足しております。
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大阪市阿倍野区F邸ウォールフェンスです。
昨年11月に完成しました。
3月末に撮影しました。
ブロック+ウォールフェンスでH1600mmになっています。
横板はレッドシダー17mm✕90mm。
一応節ありグレードなのですが、できるだけ節が少なくするように製材してもらっています。
その中でもほぼ節無しで選別しました。
横板のクリアランスは10mmです。
アルミパイプは50mm角。厚み3mmで非常に強いです。
木材屋なのにアルミパイプやら束石やらが飛ぶように売れます・・・。
今回は直角でない折れ点があります。
柱の立ちが正確でなければ、隙間が一定に揃いません。
ガレージを挟んだ反対側にも1スパン施工しました。
黒猫カブ、夜だけ自分が眠たくなると目力👀で一緒に寝ようアピール❣️
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私は公共の場所や、民間でも施設に付随するデッキ工事も担当している
材木屋としては、木材を使う仕事が一番多いけど
時として合成木材(再生木材)を使ったデッキの工事もやる。
材料としては これが意外と面倒くさい
合成木材(再生木材)は木粉と樹脂を混ぜて押し出し成型したもの
木のように千差万別の表情を持っているものではない
また木材のように繊維が通っているわけではないから
ポキッといく場合もあるだろう
床下構造は木材のデッキのそれよりも密に作らなくてはならない
それでいて、樹脂だから温度差による伸び縮みがある
これを無視すると大変なことになる
伸縮を逃がす場所を作らなければ床板は富士山のように隆起することになる
実際、そのようになった高校のデッキを見たことがある
隆起したときにビスを持ち上げてしまうから、ビスがバカになってしまう
木は古くなると反りや細かいひび割れを起こす、
木自体は年月とともに趣が増すといわれるが
ひび割れを起こすとトゲの問題がクローズアップされる
ペーパーで補修、自分でメンテナンスしてもらえればいいのだが
日本人はあまりそういう行動を取らない。
結局、メンテナンスが楽なもの
ひび割れしない合成木材・・・・・ということになる
アメリカでは自分たちでメンテナンスをするし、
木のトゲがあることで問題になったり、大騒ぎをすることはないと思う。
その結果今回作ったように、保育所、幼稚園にはこんなデッキが一番ということになる
割れることはなく、トゲが立つこともない
子供がそのように思うのではなくて、管理者側の考え。
木よりも合成木材は、夏場に暑くなってしまうが一応木と名前が付いている。
到着しました
到着~えっなにがって・・・中古足場板です。
大量入荷しました。
さぁここからが大変なんですよ。
1枚1枚選別、釘などの除去、洗い、乾燥などと手間がいっぱーいかかります。
でも、本来捨てられる運命の木が生まれ変わるのですから・・・
手間をかけてしあわせ気分味わえます(*^^*)
。。。
広葉樹と針葉樹の違いはと言われると、葉っぱが大きいか細いか以外はあまり理解されていません。
英語では葉の大きさでなく、木の性質である堅さを元に、
広葉樹のことはハードウッドと言い、
針葉樹のことはソフトウッドと言います。
しかしこの言い方は例外があり、
桐の木は日本の中では最も軽くて柔らかい部類に属するハードウッドですし、
模型に使うバルサは、世界で一番柔らかい木にもかかわらず「堅い木ハードウッド」となります。
広葉樹と針葉樹の違いは生物として考える分かりと易いところがあります。
つまりどちらの方が生存競争の中で生き延びやすかったかと言うことです。
恐竜の時代には針葉樹だけだったものが、周りを見渡すとほとんどが広葉樹ですので、
広葉樹が生存競争の勝利者と言うことになります。
かくて、針葉樹は海辺や、寒冷地のような条件の悪いところに追いやられてしまいましたが、
針葉樹の人間にとっては使いやすい性質のおかげで、杉やヒノキは日本の山にたくさん人工的に植えられて、
日本中の山は針葉樹だらけと言う自然ではありえない姿になりました。
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