昨日の続きです。今日はウッドデッキ上の工夫の話です。
およそ46㎡、一般住宅ではなかなかできない広さです。
手摺は通行人の視線を遮るために下の方は幅広材を、
上の方は眺めを損なわないよう細い材を使用しています。
目地の幅も変えています。
フロアの張り出し等も考慮して検討しましたが、
それでも現場で仕様変更したほどの、こだわりの逸品です。
横板は内側からビス止めしています。
体当りしてもビスが抜けて板が外れることがないという安全性と、
施工性アップ=コストダウンという2つの理由によります。
敷地の関係からコーナーは90度を切っています。
角は90度ではない場合は、
横板はクリアランスをあけて貼ります。
スペースが表現するデザインとでも申しましょうか。
笠木のトメもバッチリ!
笠木同士をの横からビスで固定しています。
90度でない場合は角に柱がなく、
柱でこていすることが出来ないため、
このようなトリッキーな方法をとります。
下穴の開け方やビスの締め込み方によっては見栄えが悪くなってしまいます。
ステンレスパイプの手すりがありますが、
ここは将来的にウッドデッキを増設した時のために開口をとってあり、
仮のパネルを取り付けてあります。
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建築のど真ん中の吹き抜け中庭に濡縁風ウッドデッキを施工しました。
本来の木端立て式濡縁ではありませんが、
鼻隠しをつけず、構造をできるだけ内側に寄せて見えにくくすることにより、
シンプルでシャープなラインの表現を心がけました。
詳しくはプロフィールのブログリンクへ入っていただき、『堺市西区K邸濡縁(1)』で検索して下さい。
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静岡県島田市落合の大津忠(おおつちゅうこん)魂社のクスノキ
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昨夜、友人の通夜に行きました。
急な事でしたすが、昔の委員会仲間があつまりました。
石川ひろむ、加藤秀、廣瀬太、安藤賢、橋本、山本一
喪主の挨拶(通夜挨拶)でわかったのですが、昨日は夫人の命日だったとか。
自分や肉親の逝去日や、誕生日などの付近に日付が重なるというのは多いですね。
向井君の場合は仲が良くて引き寄せられたのでしょうか。
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10年以上前まではウッドデッキの材料はレッドシダーに代表される針葉樹が主でした
(英名はソフトウッド)。
それが官公庁の物件で広葉樹(英名はハードウッド)が使われようになってから、
一般の住宅にも使われるようになりました。
しかし、このハードウッドは文字通り、「硬い。」。
それも中途半端な硬さではない、
とても一般の方が手におえる相手ではありません。
それでもハードウッドのデッキが欲しいと言う一般の方のご要望にお応えして
企画開発したのが弊社のキットデッキHARDシリーズです。
ウリンとアマゾンジャラがありますが、
人気の高いのはアマゾンジャラです。理由はウリンよりも安い。
サイズが100mm単位で揃っているので、庭に合わせて作りやすい。
ただいま人気上昇中の南米のアマゾンの木材です。
補足
キットデッキHARDを開発する時の最大のネックはビスでした。
およそ日本中で販売されている限りのハードウッド用ビスを取り寄せて試験をしましたが、
どれも一般の人が使えるようなものはありませんでした。
かくてキットデッキのハードウッドを開発するためには、どうしてもビスを開発する必要がでてきました。
それから何度も型を起こしてビスを別注製作してはつぶし、作ってはつぶしの結果、
ようやく完成したのが、この新開発のNMSビスです。
元々は一般の方向け作ったのですが、色んなビスを使われているプロの業者さんの中では評判のビスになっています。
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