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1726 619- 4 マツ科(Pinaceae)
トウヒ属 針葉樹
和名・商業名 クロエゾ
学名 Picea jezoensis
英名・商業名
別名、現地 代表和名「エゾマツ」、代表英名「Yezomatsu」。エゾクロマツ、クロエゾ(北海道)、テシオマツ(内地の木材屋)、トラノオ、ハックマタッ

ク、Binuang(ミヤンマー,フィリピン)、Yezo Spruce、
主たる分布 日本、シベリア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説 常緑大高木。樹高40m・胸高直径1m。幹は直伸し、樹冠は鋭尖な円錐形をなす。葉は平たく薄い綾形。初夏に紫色の雌花を付け

る。樹皮は黒褐色・赤褐・灰褐色などで鱗状になり、樹皮が赤いものをアカエゾマツという。分布は北海道、朝鮮、中国東北部、シベ

リア。トドマツと共に北海道における主要材で本州のスギ・ヒノキに対比される代表的な樹種。心辺材ともに淡黄白色で、色の差のな

いこともあるが、心材がやや桃色を帯び、長期間大気にさらされるとかなり色が濃くなることもある。ほとんど匂いがないが、小さな死

節や脂つぼがあらわれることがある。鉋をかけた面には光沢がある。年輪はやや明らかで、幅は比較的均一。木理通直、肌目は緻

密である。音響的特性がよいので、ピアノ響板、ヴァイオリンの甲板などや、スピーカーのコーン用のパルプも利用される。軽く、軟

らかく加工しやすい。耐久性は低い。乾燥は良好。樹脂障害も少なく、最高のパルプ材である。耐朽・保存性は低い。用途は建築、

建具、木毛、経木、船材、帆柱、マッチ軸、梱包などに、また古来より樹皮で屋根、壁を葺く、樹脂を傷口に、ひげ根で篭、曲げ物を

綴じる、などに使われてきた。


1.比重 16

2.1%当り収縮率 接線方向 14

半径方向 14

3.全収縮率 接線方向 14

半径方向 14

4.曲げヤング係 17

5.縦圧縮強さ 16+

6.縦引張り強さ 17+

7.曲げ強さ 16

8.せん断強さ 16+

レッドリスト取扱 IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc)

「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
ワシントン条約
参照・参考 世界の木材900種(1975)、世界の針葉樹(1987)、AleenCoombesTrees500、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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