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8 フタバガキ科(Dipterocarpaceae)
Dipterocarpus属
和名・商業名 クルイン
学名 Dipterocarpus grandiflorus
英名・商業名
別名、現地 代表和名「アピトン、クルイン」、代表英名「Apitong」。クルイン,Keruing(マレーシア,インドネシア)、チェテール,Chhoeuteal(カンボジ

ア)、バスウッド、ヤン,Yang(タイ)、Kanyin(ミヤンマー)、Keruing、Melabuwai(インドネシア)、
主たる分布 インドシナ地域、フィリッピン(この地区を材質表に掲載 )、インドネシア、マレーシア
樹種解説 樹高30〜40mに達す。樹幹は通直にして整っており、通常長さ25〜30m、直径60〜100cmに達す。フィリピンにおいて最も広く分布

している種類で、これが生育している場所は、ルソン地方の全地域、供給は豊富。樹皮は革のような肌理で、厚さ6〜8cm、色は灰

褐色から淡灰色に変る。皮は大きな半巻形の片となって脱落し、多くのコルク状のものを持っている。内皮は赤色がかっている。葉

の組織は滑らかな革のようで平滑、長さ19〜30cm、幅9.5〜17cmと種々ある。葉の寸法の大きいこと、いくらか幹が短く、皮の剥片

が長く、葉柄の長いことを除いては、その一般外観はパナウ(Panau)に似ている。アピトンの生木を伐採した時は、パロサピスのよう

に、粘液性の樹油が沢山流れ出る。辺材は厚さ4〜6cmで、赤色味から淡褐色の心材との識別は、あまり明らかでない。木理わず

かに交錯し、時々波状を呈している。いくらか樹脂の臭いがあるが、特別な味はない。適度に堅く、防腐剤処理に適する。曲りや収

縮が起り易いから、乾燥操作にはラワン類よりも細心の注意が必要。用途は市場供給量の豊富さ、その材質と値段の安さのために

、この類の木材は多くの国で用いられてきた。鉄道貨車板、建築用屋根葺小割板、土台、敷居、タルキ、根太、梁、壁板、間柱、床

板類、窓枠、ボート、茶箱、荷造り箱、工場の床、の他フローリング、階段材など。防腐処理すれば鉄道枕木、電柱および腕木に用

いられる。


1.比重 18+

2.1%当り収縮率 接線方向 19

半径方向 19

3.全収縮率 接線方向 18

半径方向 18

4.曲げヤング係 19+

5.縦圧縮強さ 19

6.縦引張り強さ 1−      --情報なし--

7.曲げ強さ 19

8.せん断強さ 18

レッドリスト取扱 IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IA類、Critically Endangered (CR)

と指定されている。基準は(A1cd+2cd)となっている。
基準解説 ・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推

定される。

・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推定される。

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、次の10年間あるいは3世代に、少なくとも80%の縮小が予測あるいは想定

される。

・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の10年間あるいは3世代に、少なくとも80%の縮小が予測あるいは想定される。
ワシントン条約
参照・参考 世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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