パオロツサ(掲載保留)
解説
マメ科。赤道アフリカに分布する。 木理は精。比重は0.94。 高さ40m。直径1m。 環孔材的な散孔材。
辺材は薄い黄色、心材は濃赤色~紫色の材の色調の上に、濃厚な桃茶色の遠が目立つ。
重厚で、
交錯木理の出る材もある。木目はシタンに近く、その代用として使われている。 乾燥には長期を要し、
切削はかなり困難。材としては美しいが、うまく扱わないと表面に細かい割れが入る。 狂いやすく、虫に
弱い。時間が経つと色がとんで表情がぼけてくる。 他の材は丸太での輸入は無理だが、これは丸太で
入ってくる。室内装飾用材に適す。