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山本周五郎の小説「樅の木は残った」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は 1954年、文庫本におけるページ数は 441ページ
書籍名 ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
樅の木は残った(上) 80 モミ 樅ノ木 これが、船岡のお館たてから御自分でお移しになった、樅ノ木です
樅の木は残った(上) 81 宇乃はまた樅ノ木を見た。榧に似たその葉や、枝のなりは、いかにも寒さのきびしい土地の木らしく、性が強そうにみえるが、
樅の木は残った(上) 81 国の木 お国の木なんですわね」
樅の木は残った(上) 81 モミ 樅ノ木 宇乃はまた樅ノ木を見た。榧に似たその葉や、枝のなりは、いかにも寒さのきびしい土地の木らしく、性が強そうにみえるが、
樅の木は残った(上) 81 国の木
樅の木は残った(上) 81 美しい林 船岡のお館のまわりには、この木が美しい林になっていますし、
樅の木は残った(上) 81 土地の木 宇乃はまた樅ノ木を見た。榧に似たその葉や、枝のなりは、いかにも寒さのきびしい土地の木らしく、性が強そうにみえるが、
樅の木は残った(上) 81 この木 船岡のお館のまわりには、この木が美しい林になっていますし、
樅の木は残った(上) 81 ナシ 宇乃はまた樅ノ木を見た。榧に似たその葉や、枝のなりは、いかにも寒さのきびしい土地の木らしく、性が強そうにみえるが、
樅の木は残った(上) 81 北ぐにの木 「この木がお好きなのです」とたつ女が云った、「北ぐにの木ですから、なかなかこの土地では根づかないのでしょう
樅の木は残った(上) 81 モミ 宇乃はまた樅ノ木を見た
樅の木は残った(上) 81 カヤ 宇乃はまた樅ノ木を見た。榧に似たその葉や、枝のなりは、いかにも寒さのきびしい土地の木らしく、性が強そうにみえるが、
樅の木は残った(上) 81 「この木がお好きなのです」とたつ女が云った、「北ぐにの木ですから、なかなかこの土地では根づかないのでしょう
樅の木は残った(上) 85 モミ 樅ノ木でございますか
樅の木は残った(上) 85 モミ 樅ノ木だ、宇乃は知っているのか
樅の木は残った(上) 85 モミ 船岡にはあの木がたくさんある、樅だけで林になっている処もある、静かな、しんとした、なにもものを云わない木だ」
樅の木は残った(上) 85 「木はものを云うさ、木でも、石でも、こういう柱だの壁だの、屋根の鬼瓦だの、みんな古くなるとものを云う」
樅の木は残った(上) 85 林に 船岡にはあの木がたくさんある、樅だけで林になっている処もある、静かな、しんとした、なにもものを云わない木だ」
樅の木は残った(上) 85 「木はものを云うさ、木でも、石でも、こういう柱だの壁だの、屋根の鬼瓦だの、みんな古くなるとものを云う」
樅の木は残った(上) 85 「木はものを云うさ、木でも、石でも、こういう柱だの壁だの、屋根の鬼瓦だの、みんな古くなるとものを云う」
樅の木は残った(上) 85 ものを云わない木 船岡にはあの木がたくさんある、樅だけで林になっている処もある、静かな、しんとした、なにもものを云わない木だ」
樅の木は残った(上) 85 あの木 船岡にはあの木がたくさんある、樅だけで林になっている処もある、静かな、しんとした、なにもものを云わない木だ」
樅の木は残った(上) 85 向うに木が一本あるだろう、あの蘚苔こけの付いた石の右がわのところに
樅の木は残った(上) 85 あの木 「私はあの木が好きだ」と甲斐は云った、
樅の木は残った(上) 86 モミ 樅ノ木 「この樅ノ木を大事にしてやっておくれ」と甲斐は云った
樅の木は残った(上) 86 モミ 「宇乃、この樅はね、親やきょうだいからはなされて、ひとりだけ此処へ移されてきたのだ、
樅の木は残った(上) 86 「大事にする、坊は木を揺ゆすらないよ」
樅の木は残った(上) 86 「この木は育つようだ、これまで移したのは枯れてしまったが、こんどはうまく育つようだ、
樅の木は残った(上) 86 いまに宇乃が船岡へいったら木がどんなにものを云うか、私が教えてあげよう」
樅の木は残った(上) 86 「そのなかでも、木がいちばんよくものをいう」と甲斐はつづけた、
樅の木は残った(上) 86 宇乃が此処にいるあいだは、この木を大事にしてやっておくれ」
樅の木は残った(上) 106 叢林 叢林 掩おおいかぶさるような叢林(そうりん)で、やかましいほど虫が鳴きしきっていたし、
樅の木は残った(上) 275 モミ 甲斐の樅は枝を張ったまま、しんと、少しも揺れずに立っていた。
樅の木は残った(上) 275 モミ 樅ノ木 樅ノ木は静かに立っていた。そこは風が当らないのだろうか、
樅の木は残った(上) 358 モミ 樅ノ木は雪をかぶっていた。雪はこまかく、
樅の木は残った(上) 358 樹木 樹木 地面はもう白く掩われ、庭の樹木や石燈籠なども白くなり、
樅の木は残った(上) 378 材木 材木 又五郎は彼を伴れて材木町の家に帰り、
樅の木は残った(上) 378 材木 材木 浅草材木町の家へ、おみやが帰って来た。
樅の木は残った(上) 395 材木 材木 材木町の家へ帰れば、またおみやにつきまとわれるだろう。
樅の木は残った(上) 411 いずれもその枝に花の房を付けているのが見えた。
樅の木は残った(上) 411 モミ 樅ノ木 甲斐は居間の端に坐って、昏くれてゆく庭を眺めていた。ここにも樅ノ木が多いが、
樅の木は残った(上) 411 クルミ 胡桃 ここにも樅ノ木が多いが、片側に大きな胡桃の木が三本あり、
樅の木は残った(上) 411 クルミ 胡桃 甲斐は心のなかで呟き、「くるみ味噌」を連想して、
樅の木は残った(上) 434 クコ 枸杞の 桑の若葉と乾した枸杞の実がはいっている、与五がおれのために作ってくれるんだ
樅の木は残った(上) 434 クワ 桑茶 「桑茶だ、口に合わないかもしれない」
樅の木は残った(上) 434 クワ 桑の若葉と乾した枸杞の実がはいっている、与五がおれのために作ってくれるんだ
樅の木は残った(上) 434 クワ 桑茶 「桑茶だって」
樅の木は残った(中) 8 木の枝 うしろの山道で、木の枝から雪の落ちる音がし、
樅の木は残った(中) 23 枯木林 そこは西北にひらけた山の中腹で、うしろは枯木林の山につづき、
樅の木は残った(中) 23 木の枝 うしろの斜面で、木の枝から雪の落ちる音がした。
樅の木は残った(中) 30 木の枝 だが、木の枝から雪の落ちる音がするだけで、
樅の木は残った(中) 30 笹藪の雪を払いながら、向うの林と斜面を注視し、
樅の木は残った(中) 31 一文字なりに枯木林のほうへゆき、枝をかすめて、つぶてのように、林の奥へと消え去った。
樅の木は残った(中) 31 一文字なりに枯木林のほうへゆき、枝をかすめて、つぶてのように、林の奥へと消え去った。
樅の木は残った(中) 31 枯木林 一文字なりに枯木林のほうへゆき、枝をかすめて、つぶてのように、林の奥へと消え去った。
樅の木は残った(中) 32 スギ 杉林 山裾の一段高くなった杉林の中へはいり、
樅の木は残った(中) 74 落葉樹 落葉樹 落葉樹の多くは紅葉しはじめていたし、登るにしたがって、その色がはなやかに、色濃くなっていった。
樅の木は残った(中) 74 スギ いつもどちらかは切り立ったような崖であるが、そこには樅や杉や樺類の樹々が密生してい、
樅の木は残った(中) 74 モミ いつもどちらかは切り立ったような崖であるが、そこには樅や杉や樺類の樹々が密生してい、
樅の木は残った(中) 76 材木 材木町 その朝、材木町河岸の家を、野中又五郎といっしょに出た新八は、
樅の木は残った(中) 90 材木 材木 「材木河岸へ置くからいけないんだわ
樅の木は残った(中) 90 材木 材木 おまえがまだ材木河岸にいるじぶんから、お久米は私にさそいかけた、
樅の木は残った(中) 202 紅葉 紅葉 落葉樹の多くは紅葉しはじめていたし、登るにしたがって、その色がはなやかに、色濃くなっていった。
樅の木は残った(中) 202 林の中から飛び立った鶫つぐみの群が、
樅の木は残った(中) 203 潅木 潅木 彼は灌木の繁みをわけて、斜面を登ってゆき、
樅の木は残った(中) 203 グミ 茱萸 斜面を登ってゆき、茱萸の枝を折って来た。
樅の木は残った(中) 299 モミ 「樅ノ木へ小鳥が巣をかけましてね」と歩きながら玄察が云った、
樅の木は残った(中) 299 モミ 「樅ノ木にも巣をかける鳥があるのですかな」と玄察が云った。
樅の木は残った(中) 299 モミ 良源院の庭にある樅ノ木のすがたが、ふと眼にうかび、
樅の木は残った(中)  74 カバ いつもどちらかは切り立ったような崖であるが、そこには樅や杉や樺類の樹々が密生してい、
樅の木は残った(中)  202 グミ 茱萸 熟れた実をびっしり付けた、茱萸の木があるのをみつけた。
樅の木は残った(中)  202 熟れた実 熟れた実をびっしり付けた、茱萸の木があるのをみつけた。
樅の木は残った(中)  299 「なんという鳥かわからなかったが、枝が枯れてはいけないと思って、
樅の木は残った(下) 9 カシ 踏段の右には、樹齢二百年ほどの樫があり、
樅の木は残った(下) 9 カシ 甲斐は断崖の途中で立停り、その古い樫や
樅の木は残った(下) 21 モミ 樅ノ木 樅ノ木や、鹿や、古い鯉などのほうが、人間よりもお好きなのだ、と宇乃は思った。
樅の木は残った(下) 185 けやき 槻木 かれらは永野で馬を替え、槻木(つきのき)で乗り継ぎ、岩沼までいって宿を取った。
樅の木は残った(下) 233 モミ 裏の樅の林でしきりに蝉せみが鳴いていて、
樅の木は残った(下) 236 モミ 樅の林のほうで、かっこう、ときれいに鳴く声がした。
樅の木は残った(下) 236 スギ 杉林 それは武庫の裏にある杉林のほうへ移り、それから館の下の池に添って、
樅の木は残った(下) 236 樅の林のほうで、かっこう、ときれいに鳴く声がした
樅の木は残った(下) 236 樅の林のほうで、かっこう、ときれいに鳴く声がした。
樅の木は残った(下) 236 スギ 杉山 それから館の下の池に添って、杉山のかなたへと、鳴きながら遠ざかっていった。
樅の木は残った(下) 256 スギ 千本杉 「歩いて下さい」と甲斐が云った、「千本杉とかいうところをご存じでしょう」
樅の木は残った(下) 258 スギ 千本杉 「話しましょう」と甲斐は頷いた、「そのつもりで千本杉へ案内を頼んだのです、まだよほどありますか」
樅の木は残った(下) 259 スギ 杉の林 かなり広い草原がひらけ、北側に深い杉の林がある
樅の木は残った(下) 259 かなり広い草原がひらけ、北側に深い杉の林がある
樅の木は残った(下) 259 スギ 杉林 もうかなり暗くなった杉林をうしろに、音もなく立ちあがった老人の姿は、
樅の木は残った(下) 288 若木 若木 いまあるのは五年ほどまえに移させた若木で、
樅の木は残った(下) 288 モミ 樅ノ木 そこは芝生の端れで、樅ノ木の植込にかかるところだった。
樅の木は残った(下) 288 モミ その樅も船岡から移したものであるが、
樅の木は残った(下) 353 木挽 木挽 「こんど木挽町の森田座で」とおくみは俯向うつむきながら答えた、
樅の木は残った(下) 454 モミ 樅ノ木 そこに樅ノ木があった。彼女の眼は蘚苔の付いた石燈籠も、
樅の木は残った(下) 454 モミ 樅ノ木 境の土塀も見ず、まっすぐにその樅ノ木を見た。
樅の木は残った(下) 455 ――この木を大事にしておくれ。
樅の木は残った(下) 455  ――私はこの木が好きだ。
樅の木は残った(下) 455 モミ 樅ノ木 くろぐろと枝を張った樅ノ木が、はっきりその姿をあらわすように思えた。
樅の木は残った(下) 455 くろぐろと枝を張った樅ノ木が、はっきりその姿をあらわすように思えた。
樅の木は残った(下) 455 モミ 樅ノ木 「おじさま」宇乃は樅ノ木に向かって、口の中で囁きかけた、
樅の木は残った(下) 455 モミ 樅ノ木 初めてここで会ったとき、甲斐はその樅ノ木を宇乃にみせて云った。
樅の木は残った(下) 456 モミ 樅ノ木 すると、樅ノ木がぼうとにじんで、そこに甲斐の姿があらわれた。
樅の木は残った(下) 456 モミ 樅ノ木 そのつぎにやはりここで、この廊下で、甲斐と自分はあの樅ノ木を見た。
樅の木は残った(下) 456 モミ 樅ノ木 雪はしだいに激しくなり、樅ノ木の枝が白くなった。
樅の木は残った(下) 456 雪はしだいに激しくなり、樅ノ木の枝が白くなった。
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  2. あとのない仮名
  3. 五瓣の椿
  4. 樅の木は残った
  5. 寝ぼけ署長
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