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小説と木
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  8. ブドウ 1箇所
  9. ソヨゴ 1箇所
  10. エビヅル 1箇所

伊藤左千夫の小説 「野菊の墓」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1906年、文庫本におけるページ数は59ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
8 木目 木目 板の木目も判らぬ程黒い
8 シイ 屋敷の西側に一丈五六尺も廻るような椎の杭が四五本重なり
8 欄間 欄間 簡単な欄間もあり
8 天井板 天井板 天井板がまるで
8 建チ 建ち それでも建ちは割合に高くて、簡単な欄間もあり銅の釘隠しなども打ってある。
8 古家 古家 此戦国時代の遺物的古家を
8 障子 障子 手摺窓の障子を明けて
8 何の木か見別けがつかぬ位
8 シイ 柱が残らず椎の木だ
8 シイ 此椎森のために
8 忌森 村一番の忌森で村じゅうから
8 勿論一寸見たのでは木か金かも知れないほど
9 シイ 椎の枝が青空を遮って
13 紫苑? 紫苑? そんなら紫苑(しおん)(鬼の醜草)、でも切ってくれよ
14 シイ 椎森の下から一重の藪を
15 東京の上野の森だと云うのも
20 山畑の棉を採ってくる
22 イチョウ 銀杏 降口の大きな銀杏の樹の根で民子の
22 イチョウ 銀杏 昨日の雨で洗い流した赤土の上に、二葉三葉銀杏の葉の落ちる
23 イチョウ 銀杏 このまア銀杏の葉の綺麗なこと
23 今日は大いそぎで棉を採り片付け
23 イチョウ 銀杏 持ってると銀杏の葉も殊に綺麗に見える
27 キリ 真中程に桐の樹が二本繁っている
27 マツ まつ林 青ぎった空に翠の松林百舌も
27 葉が落ちかけて
27 棉の綺麗にえんでるのを
27 白くなっている其棉に朝日がさしていると
27 思うほど棉はえんでいる
27 棉は末にはなっているが
27 三方林で囲まれ
27 山林 山林 高台は皆山林で其間の柵が
27 山林 山林 八反と山林が二町ほど
27 弁当包みを枝へ釣る
28 イチョウ 銀杏 先に出て銀杏の下で民さんを
29 御夫婦で棉採りかな
29 キリ 桐の蔭に戻る
30 エビヅル えびづる 帰りに「えびづる」や
30 弁当は棉の中へ隠し
30 樹の根 笹原を押分けの樹の根につかまり
31 ブドウ ぶどう あらア野葡萄があった
33 キリ 桐の葉に包んで置いた竜胆の花を手に採って
34 マツ 日は早く松の梢をかぎりかけた
34 松の梢をかぎりかけた
34 棉もぎにかかる
35 木の間から影をさして
35 マツ 道端の松の切株に二人は
35 七八間の所は木の蔭で薄暗いが
36 イチョウ 銀杏 降りて銀杏の木が見えた時に
41 イチョウ 銀杏 髪はさっぱりとした銀杏返しに薄く化粧をしている
43 妻戸 妻戸 二人は妻戸一枚を忍んで
43 落葉 落葉をはきに
49 木の葉 木の葉のそよぐにも溜息を
51 カキ 柿の木へ掛けたのを民子に
51 カキ 僕が登って柿を六個許りとる
52 茄子畑の事や棉畑の事や
59 マキ まき屏 柿の木の下から背戸へ抜け槇屏の裏門を出ると松林である
59 ソヨゴ ソヨゴ 墓地は冬青四五本を中心として
59 松林の片隅に雑木の森があって
59 マキ まき 槇屏の裏門を出ると
59 雑木 雑木 其先の松林の片隅に雑木の森があって数多の
59 マツ まつ林 柿の木の下から背戸へ抜け槇屏の裏門を出ると松林である
59 背戸 背戸 柿の木の下から背戸へ抜け槇屏の裏門を出ると松林である
59 カキ 柿の木の下から背戸へ抜け槇屏の裏門を出ると松林である
59 マツ まつ林 松林の片隅に雑木の森があって
59 モモ 桃畑 桃畑梨畑の間をゆくと
  1. 野菊の墓
  2. 浜菊
  3. 姪子
  4. 守の家

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