樹種「シキミ」の素敵な文章

日本の宮城県以南に自生しています。また昔から+仏事の花とされていたために、お寺や墓地に多く植えられている。キミはもともと神聖な木でその枝葉には強い芳香があり、死臭を和らげるとか、この匂いを悪霊や野生動物が嫌い土葬のお墓をあらすのを防ぐと考えられたことと関係があるのでしょう。

以下に面白い、素敵、綺麗な表現のあるものをピックアップします。シキミに関する情報と写真はコチラ

1862 森鴎外の「鶏」

跣足の子供が、「花柴々々」と呼びながら、走って通る。　樒を売るのである。(98頁)

1919 水上勉の「雁の寺」

しきびの燃える生ぐさい臭気が 94頁)